| 犬種別遺伝性疾患(07年度登録頭数順) | 1位ダックスフント | 2位チワワ | 3位プードル | 4位ヨークシャーテリア | 5位ポメラニアン |
|---|
|
|
||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 形質 | 血管・血液 | 脳神経 | 筋骨格・結合組織 | 呼吸器 | 循環器 | 消化器 | 腎尿路 | 先天奇形 | 内分泌・代謝 | 眼・耳・鼻 | 腫瘍 | 皮膚 | アレルギー・免疫 | その他 |
| 番号 | 疾 患 名 | 主 な 症 状 | 備 考 | 遺伝形式/単一因子 | 研究されている犬種 |
|---|---|---|---|---|---|
| 101 |
Cerebellar Purkinje cell degeneration 小脳性プルキンエ細胞変性症 |
小脳変性症を参照 | 小脳皮質のプルキンエ細胞の変性 | 常染色体性、unknown | バニ、ローデシアン |
| 102 |
Cervical vertebral compressive myelopathy 頚椎圧迫性脊髄症 |
* | 昔から知られている遺伝性運動失調症。古くはスムースフォックステリアの報告が1957年にあるほど。 | unknown | Eブル、ドーベルマン、デン、コイケル他 |
| 103 |
Chiari malformation Type I with syringomyelia *脊髄空洞症に伴う�儀織�アリ奇形 |
* | キアリ奇形(Arnold-Chiari malformation)は脳の奇形の一種、後頭骨形成不全症候群。水頭症の合併が多い | unknown | キャバリア |
| 104 |
CHILD-like syndrome *偽CHILD症候群 |
背側のブラシュコライン沿いに厚い茶色の鱗状の皮膚病変、病変部のマラセチアなど感染症、オス死産 | CHILD 症候群はCongenital hemidysplasia with ichthyosiform nevus and limb defects のこと。魚鱗癬様紅皮状の皮膚病変で半身に起きその半身側の上下肢の短縮または欠損、臓器の形成異常からの障害がある。発症オスは出生時に死亡。Blaschko linesは胎生期に細胞のクローンが皮膚へと分化して体表を覆い尽くす際に拡張する方向で複数パターンがあるらしい(モザイクパターン)。違うけどブリンドル模様のようなパターン。腹側・そけい部は正常らしい | Xリンク半優性 | ラブ |
| 105 |
Choanal atresia 後鼻孔閉鎖症 |
呼吸がしにくい、ミルクを吐くなど | 後鼻孔(2つの鼻の穴は通常、奥の方で1つになり咽に繋がっている)が閉鎖されている状態。(鼻から細い管を入れて咽に通じるかみる) | unknown | * |
| 106 |
Chondrodysplasia 軟骨形成不全 |
体型のアンバランス、成長遅延、小ぶり(小人症)、骨関節の変形、易骨折性 |
Genes: FGF4 軟骨を含む骨端板が新しい骨細胞をつくらず、骨の成長が阻害される。多くの場合その犬種の平均の半分程度のサイズにしか成長できず短命、症状が重度であれば早期死亡 |
AD,AR | ラブ、ピレ、プードル |
| 107 |
Chondrodysplasia, disproportionate short-limbed *軟骨形成不全 短足 |
極端な短足 |
Genes: FGF4 軟骨を含む骨端板が新しい骨細胞をつくらず、骨の成長が阻害される 2013/12追加 |
AR | Nエルクハウンド |
| 108 |
Chondrodysplasia, Labrador ラブラドール軟骨形成不全 |
体型のアンバランス、成長遅延、小ぶり(小人症)、骨が曲がる、易骨折性 |
Genes: FGF4 軟骨を含む骨端板が新しい骨細胞をつくらず、骨の成長が阻害される |
AR | ラブ、ピレ |
| 109 |
Chondrodystrophy 軟骨ジストロフィー |
筋強直(ミオトニー) | 骨軟骨形成不全症、参考;Hurler症候群(ムコ多糖症の代表疾患) | 常染色体性、unknown | ビーグル、グレイハウンド |
| 110 |
Chronic myelogenous leukemia 慢性骨髄性白血病 |
易疲労感、微熱、易感染症、貧血、白血球・血小板数の増加 | 血液のがん | unknown | ゴル |
| 111 |
Chronic valvular disease 慢性弁膜疾患 |
とくに夜間の咳や落ち着きのない精神不安定、粘膜の赤みが薄まる、肝肥大による腹部膨満、泡状の鼻血、失神、最終的に心不全 |
Genes:THRB,THR,THRA 略称CVD。原因遺伝子が判明しているものもあり犬の心臓病ではもっとも一般的。僧帽弁逆流症を引き起こす。伏せると呼吸が苦しいため立ったまままたはオスワリのままという症状もある |
常染色体性、unknown | キャバリア |
| 112 |
Chylothorax 乳糜胸(にゅうびきょう) |
ミルク状の液体が胸膜腔内にたまる病気 |
胸部の主要なリンパ管(胸管)の損傷や腫瘍(しゅよう)によるリンパ管の閉塞が原因、治療は胸管結紮やシャント術など外科手術。腫瘍や真菌感染症やフィラリア感染が原因となることもあるが犬では多くが突発性のようだ ※管理人は個人的に乳糜胸を発症したオオカミ犬(ハイブリッドウルフドッグ、犬とオオカミの子・またはさらにその子など)を知っています。もちろん日本産。だから「よく研究されている犬種」の入力が時々むなしくなります※ |
常染色体性、unknown | 猫 |
| 113 |
Ciliary dyskinesia, primary 原発性繊毛運動障害、繊毛不動症 |
両側性慢性的な鼻汁、湿った咳、肺炎 |
繊毛ジスキネジア。Priamry Ciliary Dyskinesia(PCD)とも呼ぶ別名アイリッシュウルフハウンドの鼻炎 出生時から兆候があるが個体差が大きい。生まれたてで膿鼻汁が見られる子犬は早期死亡。以前はウイルス感染と言われていた。気管支拡張症、副鼻腔炎、内臓反転を三大主徴とするカルタゲナー症候群参照(内臓の位置に異常のない繊毛の障害のようだ) |
AR | IWハウンド、OEシープドッグ、Eスプリンガー、ニューファン、スタッフィー |
|
Cleft lip 口唇裂 |
上唇に縦に切れ目が入り、離れている状態。みつくち。鼻がまっぷたつ、歯茎まで割れている、こともある。不正歯列 | 他の病因があるケースの口唇裂は、しばしば内臓など別の部位にも奇形がある。口蓋裂を伴うこともある | 常染色体性、unknown | ボクサー | |
| 114 |
Cleft lip and palate 口唇口蓋裂 |
口唇口蓋ともに裂けている状態 | 前後参照 | 常染色体性、unknown | * |
| 115 |
Cleft lip with or without cleft palate *口蓋裂の有る無しに関わらない口唇裂 |
前後参照 | 2015年ノバスコシアダックトーリングレトリバーのある集団では、27番染色体の一部分に変異がある場合に、口唇裂・口蓋裂・合指症を発症するパターンを4つ発見した、という研究 | AR | ノバスコシア |
| 116 |
Cleft palate 口蓋裂 |
軟口蓋・硬口蓋(上顎)が生まれつき裂けている状態、不正歯列と上顎の劣成長 | 新生児の鼻からミルクがこぼれている様子などで気付く。他の病因があるケースの口蓋裂はしばしば内臓など別の部位にも異常がある。乳児期には乳の飲みが悪く誤嚥性肺炎(別名嚥下性肺炎または吸引性肺炎)を起こし死亡も多く普通顎の力も弱い。AD神経運動変性のブリタニースパニエルの家系ではARの例が確認された模様 | 常染色体性、unknown | ボクサー、ブリタニー |
| 117 |
Cleft palate 1 口蓋裂 1型 |
軟口蓋・硬口蓋(上顎)が生まれつき裂けている状態、下顎が短い、舌は後方に配置 |
Gene: DLX6 他の多くの疾患にも共通するが、ヒトでも一般的な先天異常としての口蓋裂のより深い理解のために、犬に現れる遺伝的形質と疾患の情報を広く正しく共有することが非常に大切である |
AR | ノバスコシア |
| 118 |
Coat colour, agouti アグーチ遺伝子座の色素遺伝子 |
アグーチ座(Aシリーズ)はユーメラニンとフェオメラニンの分布を決定する遺伝子座 |
Genes: ASIP Aシリーズの劣性因子、ay-アグーチイエロー(レバーでない)茶色、aw-アグーチワイルド、バンデッドヘア(1本の毛に帯状の色の分かれ目がある状態)、at-タンポイント、a-劣性黒 |
AR | Gシェパ、ハイイロオオカミ、コヨーテ |
| 119 |
Coat colour, albinism アルビノ |
眼震、視力・聴力低下、チロシナーゼの完全な不足 | 白皮症、色素欠乏(完全欠乏から部分欠乏まで) | ふつうAR | 多 |
| 120 |
Coat colour, albinism, oculocutaneous type IV 眼皮膚IV型アルビノ |
アルビノ | 別名ホワイトドーベルマン。SLC45A2の部分的遺伝子欠失(またはミスセンス変異) | AR | ドーベルマン<ラサ、ペキ、ポメ |
| 121 |
Coat colour, brown レバー色、チョコレート色 |
黒い色素がレバー(チョコレート)色になる。色素ポイントも含む |
Genes:TYRP1 Bシリーズの劣性b因子、ユーメラニンに作用する。優性Bは黒 |
AR | 多 |
| 122 |
Coat colour, cream dilution 毛色の希釈クリーム |
e/eユーメラニンをフェオメラニンに変更 | エクステンション遺伝子座、Eシリーズの劣性eを指しているようだ | eならARだが不完全優性 | ゴル、ラブ、ビズラ、Iセッターすべてe/e |
| 123 |
Coat colour, dominant black 優性の黒い毛色 |
もっとも濃い黒い色素 |
Gene: CBD103 ドミナンブラック座、Kシリーズの最優性。優性Kが黒、劣性kbrがブリンドル、劣性kyは優性黒が発動せずAやEシリーズの決定による(すべてのブラックアンドタンはky/ky) |
AD | 多 |
| 124 |
Coat colour, dominant white 優性の白い毛色 |
* | 斑症のことか?? | AD | * |
| 125 |
Coat colour, extension 毛色の拡張遺伝子 |
Eシリーズ |
Genes:MC1R メラノサイト内のチロシナーゼのレベルを制御するメラニン細胞刺激ホルモン受容体 |
常染色体性 | 全 |
| 126 |
Coat colour, grizzle 毛色のグリズル遺伝子 |
サルーキとアフガンハウンドのドミノ模様 |
Genes:MC1R 顔面のタンポイントのタン色部分(明るい方の色)が眉から鼻先、のどまでつながった毛色の状態。顔面以外のタンポイントの境界部分(腹と横腹の境、四肢の境、尾の内側から背側の境、胸)も明るい色の侵食が増える。Aシリーズがat/atでEGが1つの時に作用。ただしKシリーズのKBとEシリーズのEMが無い場合に限る |
常染色体性 | サルーキとアフガン(ドミノ) |
| 127 |
Coat colour, harlequin 毛色のハルクイン遺伝子 |
Mシリーズ・マールが発現した部分の色素を抜く |
Gene: PSMB7 通常のブルーマールあるいはシルバーダップルの灰色になるマール発現部分が真っ白になる。シングルマールかダブルマールの時のみ表現され、Mシリーズがmmの場合は表現しない。ただしダブルハルクイン-HHはMシリーズに関らず致死(おそらく受精直後くらいのごく早い段階で発生停止) |
AD | グレートデン |
| 128 |
Coat colour, melanistic mask ブラックマスク遺伝子 |
Melanistic Mask、顔面が黒い |
Gene: MC1R ユーメラニンに表現するのでなければ非常にわかりにくい。bbレバーの犬は顔の他の部分(額など)より色調がやや濃いめのレバー色のマスク。フォーンカラーのフレンチブルドッグが同じ毛色の他の犬種の口元(主に鼻の幅のまま鼻から下唇まで)より黒い部分が多い点 |
AD | 多 |
| 129 |
Coat colour, merle 毛色のマール遺伝子 |
Mシリーズ |
* |
AD | 牧羊犬系 |
| 130 |
Coat colour, oculocutaneous albinism, OCA2-related OCA2関連型 アルビノ |
アルビノ |
Gene: OCA2 ヒトの眼皮膚白皮症II型に近い |
AR | Gスピッツ |
| 131 |
Coat colour, saddle tan vs black-and-tan 毛色の背黒vsブラタン |
at/at前提、リーサルイエロー+/+か+/dup |
Genes:RALY 背黒(ビーグルなど)よりさらにブラックタンは劣性 |
AR | ハウンド、テリア |
| 132 |
Coat colour, white spotting 毛色の白斑遺伝子 |
Sシリーズ |
Genes:MITF アイリッシュマーク(マントル)、パーティー、ほぼ白 |
AR | 多 |
| 133 |
Coat colour, white spotting, due to KIT 毛色のKITによる白斑遺伝子 |
* |
Genes:KIT デノボ変異 |
AD | Gシェパ、ワイマ |
| 134 |
Coat colours, generic 色素遺伝子 |
毛色に代表される犬の色素遺伝子 | メラニンは正常な血管条の発達と機能に不可欠でメラニン細胞の変異体は血管状線状機能不全の原因ではという研究が主にダルメシアンの難聴についてされている。線状とは膜に亀裂が入り血管のようになっている状態(strial dysfunction) | AD,AR | 全 |
| 135 |
Coeliac sprue セリアック病 |
痛みのある腹部膨満、慢性下痢、悪臭便(脂肪便)、体重の急激な減少や増加、貧血、筋肉の痙攣、痛みとかゆみを伴う湿疹 | グルテン不耐性自己免疫疾患。小麦やライ麦に含まれるグルテンによって小腸が障害され栄養分の吸収不全が生じる。簡単に言えば重度の小麦アレルギー | 常染色体性、unknown | * |
| 136 |
Collie eye anomaly コリー眼異常 |
視力弱化、程度によっては失明 |
Gene: NHEJ1 コリーアイ。視力が弱まるだけのこともあり、病変に気がつかないケースも多々あるため遺伝病として広げやすい。ヘテロ接合でも発症例あり。5〜8週齢での検査を繁殖者が実施し繁殖淘汰することが予防につながる |
AR | 牧羊犬 |
| 137 |
Coloboma コロボーマ、眼(がん)欠損症 |
程度に応じて様々な視覚障害 | 眼球組織の一部(または全部)の欠損*。無眼球・小眼球、虹彩のトラブル、脈絡膜や視神経のトラブルなど。虹彩に大きな欠損を持つ犬は目に入る光の量を調節するために虹彩が縮小できないので普通の明るさで羞明が見られる(眩しさに目を細めたり閉じたりする) | 常染色体性、unknown | Aシェパ |
| 138 |
Colorectal hamartomatous polyposis and ganglioneuromatosis *過誤腫性大腸ポリポーシスと神経節神経腫 |
大腸に多数の将来がん化する可能性の高いポリープ、大腸以外の消化管トラブル、若齢期に発症 |
Gene: PTEN Cowden syndromeコーデン症候群(顔面の多発性丘疹、四肢末端の角化性小丘疹、口腔粘膜の乳頭腫と消化管の過誤腫性ポリポーシス。全身の臓器に高率に悪性腫瘍を合併)、 Peutz‐Jeghers’ syndromeポイツ‐ジェガース症候群(皮膚粘膜の色素沈着と消化管の過誤腫性ポリポーシス。消化管がん、卵巣がん、子宮がんなど多臓器にわたってがんが高率に合併。ポリープは小腸に多い) |
常染色体性 | グレートデン |
| 139 |
Comedo syndrome 面皰症候群 |
背中を中心としたニキビ様のデキモノ | シュナウザー面皰症候群。面皰は複数でき、中身ケラチンや皮脂で頻繁に細菌を含んで黒ずんでいる。余程広範囲でなければ痒みは無いか弱い | 常染色体性、unknown | シュナウザー、メキシカンへアレス |
| 140 |
Compulsive disorder 強迫障害 |
症状の重い常同行動 | 檻の中に閉じ込められた(主にイヌ科の)動物が意味も目的もなく左右にうろつき回るような行動のこと。正常な犬と比べて脳の違いが肉眼で確認できる点もあるとか | 常染色体性、unknown | ドーベルマン |
| 141 |
Cone-rod dystrophy 1 杆体錐体ジストロフィー1 |
夜盲、視野狭窄、視力低下、失明 |
Gene: PDE6B 網膜色素変性症のうち、視細胞の杆体細胞・錐体細胞の両方の変性のこと。早期発症(生後2ヵ月前後)、ロッドとコーンの損失は急速に進行 |
AR | アムスタ |
| 142 |
Cone-rod dystrophy 2 杆体錐体ジストロフィー2 |
夜盲、視野狭窄、視力低下、失明 |
Gene: IQCB1 上記アムスタのタイプ1同様早期発症(生後3ヶ月前後)で急速進行型と、ゆっくり進行するタイプもある |
AR | ピット |
| 143 |
Cone-rod dystrophy 3 杆体錐体ジストロフィー3 |
夜盲、視野狭窄、視力低下、失明 |
Genes: ADAM9 網膜色素変性症のうち、視細胞の杆体細胞・錐体細胞の両方の変性のこと。このタイプは進行がゆっくり |
AR | グレンオブイマールテリア |
| 144 |
Cone-rod dystrophy 4 杆体錐体ジストロフィー4 |
夜盲、視野狭窄、視力低下、失明 |
Genes: RPGRIP1 網膜色素変性症のうち、視細胞の杆体細胞・錐体細胞の両方の変性のこと。発症年齢は4ヶ月から15歳と幅広く進行はたいていゆっくり。タペタム反射性亢進と網膜血管の減退、タペタムの粒状変性、光受容体の退化が生後6ヶ月頃の眼底検査で判明? |
AR | MLダックス |
| 145 |
Cone-rod dystrophy, Standard Wire-haired Dachshund スタンダードワイヤーダックスの杆体錐体ジストロフィー |
夜盲、視野狭窄、視力低下、失明 |
Gene: NPHP4 ノルウェーと他のスカンジナビア諸国のスタンダードワイアーヘアードダックスフント集団内での遺伝子頻度は4.8%と推定されている。この疾患は約8世代(約37年)前に突然変異によって生じたと推定されている。 原因遺伝子は5番染色体上にあるNPHP4(ネフロン4)で、ヒトではこの変異が目と腎臓病に関連付けられているが、この疾患は腎臓疾患は無い |
AR | SWダックス |
| 146 |
Congenital keratoconjunctivitis sicca and ichthyosiform dermatosis 先天性乾性角結膜炎と魚鱗癬 |
縮毛、ドライアイ、角結膜炎、爪の異常 |
Gene: FAM83H ドライアイカーリーコート症候群 |
AR | キャバリア |
| 147 |
Conotruncal heart malformations 円錐動脈幹形成異常 |
心室中隔欠損によるチアノーゼ、運動不耐性、収縮期雑音、右室肥大、肺の血管に減少循環 |
(ヒトでは22q11.2欠失症候群)多くは早期死亡。円錐動脈幹領域の欠損は4段階に分類されておりグレード1はほとんど無症状。その他の大血管の障害を持っていることが多い。
*円錐部動脈幹奇形とはファロー四徴症、総動脈幹症、大動脈弓離断など |
多因子(ヒトでは単一遺伝子) | プードル、ビーグル、キースホンド |
| 148 |
Cor triatriatum Dexter 右房性三心房心 |
心臓病の症状、静脈還流の阻害 | エプスタイン奇形。三心房心は左房が異常な隔壁によって2つに分割された状態で、壁の欠損部分が大きければ症状は軽くなり発見が遅れる | 常染色体性、unknown | 秋田犬、Eブルドッグ、ピレ |
| 149 |
Corneal dermoid 角膜類皮症 |
通常角膜のある部分に皮膚があり、毛包のような油腺と汗腺を持ち毛が生えたりすることもある、虹彩の濁り、涙の障害 | 異常な皮膚組織が目や瞼に発生する疾患、眼球への刺激を放置すると重傷になるので外科手術が最善 | 常染色体性、unknown | シーズー |
| 150 |
Corneal dystrophy 角膜ジストロフィー |
中央またはほぼ中央の角膜に灰白色か銀色の円形のリング状の白濁、失明する場合もある(進行はゆっくりめ) |
角膜の1つまたは複数の層が左右対称に変性する角膜変性症。3つのタイプ(上皮細胞間質と血管内皮?)がある。タイプ・犬種によって症状に差があり遺伝形態も異なるようだ。病変は目に出るが代謝に原因。角膜に何かの成分が付着し(コレステロールやカルシウム)白く沈着し視力に障害を与える ※白内障は水晶体が白濁する病気 |
常染色体性、unknown | 多 |
| 151 |
Coxofemoral dysplasia 股関節形成不全 |
跛行、モンローウォーク、段差嫌い、歩行困難 | Hip dysplasia参照 | 常染色体性、unknown | 多 |
| 152 |
Coxofemoral luxation 股関節脱臼 |
跛行、うさぎ跳び様歩行、など | 大腿骨が骨盤の中の寛骨臼から外れた状態 | 常染色体性、unknown | 多 |
| 153 |
Craniomandibular osteopathy 頭蓋下顎骨症とうがいかがくこつしょう |
下顎が拡大する際の激しい痛み、咬合の異常、口を開けたがらない、嚥下困難、跛行や四肢の腫れや痛み |
Gene: SLC37A2 遺伝形式は Autosomal Incompletely Dominant、常染色体不完全優性 別名・あごオステオパシー・ライオンあご、ウエスティ病・下顎骨膜炎。生後4〜10ヶ月で発症 |
|
ウエスティ、ボステリ、ケアン、ドーベルマン、Eセッター、ラブ、スコッチ、ピレ、シェルティ |
| 154 |
Cranioschisis 頭蓋裂とうがいれつ |
頭蓋の裂、泉門が6×3mm以上ある | 別名・二分頭蓋、脳ヘルニアで重度は生存不能。髄膜瘤あるいは脳瘤を伴うことがある(脳がはみ出ているような状態) | 常染色体性、unknown | コッカー |
| 155 |
Cricopharyngeal dysfunction 輪状咽頭機能不全 |
嚥下障害 | 別名(略称)CD。上部食道括約筋の協調不能によりツェンカー憩室が発生、憩室から繰り返し物質が誤嚥され結果として慢性肺疾患に至ることがある。 | AR | ゴールデン |
| 156 |
Cryptorchidism 停留睾丸、停留精巣 |
生後2ヶ月以前頃まで(多少は犬種や体格によって変動あり)に片側あるいは両側の睾丸が正常に降下せず腹腔内に停留した状態。さまざまな疾患の合併症の場合もある。腹腔内にある期間が長いほどがん化する確率が高まる ※1歳ころまでに“降りるケース”は移動性or過剰運動性睾丸で充分異常 |
ほかの疾患の合併、性質(性格)が安定しないことも見られる→自信が無い・臆病・集中力不足など | 多因子、多要素、ARも | 多 |
| 157 |
Curly coat 毛質の遺伝子 |
カーリーコート |
Gene: KRT71 直毛に対しての縮毛 |
常染色体性 | 多 |
| 158 |
Cushing disease クッシング病 |
初期は食欲や飲水量や尿量の増加、腹部膨満、左右対象で痒みのない脱毛、外傷跡の皮下出血、にきび様のできもの、皮膚の黒ずみなど |
#クッシング症候群 下垂体腫瘍による副腎皮質刺激ホルモンACTHの分泌過剰が二次的に副腎皮質を肥大させ糖質コルチコイドが過剰分泌される。下垂体が原発なので副腎皮質に一時的な病変は無い。クッシング症候群との症状の差はない |
unknown | 多 |
| 159 |
Cyclopia 単眼症 |
サイクロピア。目が一つ | ほかの疾患の合併、ほかにも奇形が多発 | 不明 | 他動物にも |
| 160 |
Cystic bone lesions *嚢胞性骨組織障害 |
病変付近の関節の腫れ・痛み・こわばり、易骨折性、嚢胞が小さいうちは無症状 |
若いうちに発症しやすい。犬の嚢胞性骨病変は無色透明の流体を含む単純な骨嚢胞、血液を含んだ動脈瘤嚢胞、関節の軟骨の亀裂から液漏れを起こした関節液が含まれる軟骨下嚢胞の3種類がある。 嚢胞(のうほう)とは軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物を指す(この内容物が固体だと嚢腫と言う)。 また骨組織とは中肺葉由来の骨を形成する結合組織のことでカルシウムを含む硬い骨質と内部の骨細胞で作られている。大腿骨に嚢胞性病変ができて骨折した例がドーベルマンにある |
unknown | ドーベルマン |
| 161 |
Cystinuria, type I - A ��-A型シスチン尿症 |
腹部の痛み、腎盂または膀胱結石、尿路感染や腎不全、尿道閉塞 |
Genes:SLC3A1 先天性代謝疾患の一種。シスチン尿症とはアミノ酸シスチンの再吸収障害により尿中排泄が増加する結果、尿路内にシスチン結石の形成をきたす尿細管における遺伝性の欠陥 2013年Bronsらによって分類体系(タイプ)拡張 |
AR | ニューファン、ラブ他 |
| 162 |
Cystinuria, type II - A ��-A型シスチン尿症 |
腹部の痛み、腎盂または膀胱結石、尿路感染や腎不全、尿道閉塞 |
Genes:SLC3A1 先天性代謝疾患の一種。中性尿にも関らず結石が形成される 2013年Bronsらによって分類体系(タイプ)拡張 |
AD | Aキャトルドッグ |
| 163 |
Cystinuria, type II - B ��-B型シスチン尿症 |
腹部の痛み、腎盂または膀胱結石、尿路感染や腎不全、尿道閉塞 |
Gene: SLC7A9 先天性代謝疾患の一種。中性尿にも関らず結石が形成される 2013年Bronsらによって分類体系(タイプ)拡張 |
AD | ミニピン |
| 164 |
Cystinuria, type III �祁織轡好船麈⊂� |
腹部の痛み、腎盂または膀胱結石、尿路感染や腎不全、尿道閉塞 |
Gene: SLC7A9 先天性代謝疾患の一種。加齢とともに軽症化する個体もいる。治療法はシスチン尿石の溶解で、食事療法と利尿管理や尿のアルカリ化の様々な組み合わせによる 2013年Bronsらによって分類体系(タイプ)拡張 |
常染色体性 | マスチフ、ダックス他 |
| 165 |
Deafness 難聴 |
耳が聞こえない、聞こえにくい | 毛色(パイボールド因子、マール因子)に関連することもあり、とくにダブルマール(Mシリーズが優性MMホモ)は大半が視聴覚にトラブルを持つ | AR | ダル、ジャック、ポインターなど多 |
| 166 |
Deafness, adult-onset 成犬発症型難聴 |
耳が聞こえない、聞こえにくい | 1歳から9歳くらいの間に発症、平均的には4歳ころ | unknown | ボーダー |
| 167 |
Deficiency of cytosolic arylamine N-acetylation アリールアミンとN -アセチルトランスフェラーゼの欠乏 |
※病気ではない |
Genes: NAT1, NAT2 すべての犬は上記遺伝子を持たず、そしてその遺伝子は常染色体劣性遺伝するという研究 |
AR | 全 |
| 168 |
Degenerative encephalopathy 変性脳症 |
睡眠中の行動障害、歩行障害 |
最初の臨床兆候は生後2ヵ月から5歳と幅広い。睡眠中の眼球運動が急速、体の動き(寝相)・ビクつきが大きい、といった正常との境目がわかりにくい症状から始まるようだ。退行性脳症が進行し騒音恐怖症や歩行異常につながる。病理的には灰白質変性に続く壊死?? ヒトのパーキンソン病などにみられる「レム睡眠行動障害」が病状把握に役立つかもしれない |
unknown、AR | ノバスコシア |
| 169 |
Degenerative myelopathy 変性ミエロパチー |
後肢の甲を引き摺って歩く、後肢がもつれる、オスワリすると後肢が横に開く、ゆっくり徐々に痛みの無い後肢の麻痺が進行、歩行困難 |
Genes: SOD1 退行性脊髄症。ミエロパチーは脊髄の圧迫等による脊髄機能障害。 岐阜大学応用生物科学部獣医学課程臨床放射線学研究室と鹿児島大学農学部獣医学科臨床病理学研究室との共同研究で条件付き遺伝子検査実施&献体のお願い(2017年現在)http://www.animalhospital.gifu-u.ac.jp/vet/dm.html 「OFA」DNAテスト犬種バーニーズ・ボクサー・Cレトリーバー・両コーギー・Gシェパード・Gレトリーバー・ピレネーズ・ケリーブルーテリア・パグ・Rリッジバッグ・シェルティ・WFテリア他 |
AR | プードル、両コーギー、Gシェパード |
| 170 |
Degenerative myopathy of obturator-externus 外閉鎖筋変性ミオパチー |
歩行障害、筋衰弱 | ミオパチーは筋肉の疾患の総称、筋肉自体に問題のある筋原性疾患(筋肉を動かす神経に問題があるなら神経原性疾患・ニューロパチー)。外閉鎖筋とは大腿を外方へ回転する作用を持つ骨盤の閉鎖孔を外側から覆う扇状の筋肉 | unknown | * |
| 171 |
Dental hypomineralization 歯の低石灰化 |
歯の磨耗、歯肉炎 | エナメル質の石灰化不全。薄茶色に着色され溶けたように見える | AR | ボーダー |
| 172 |
Dermatitis, atopic アトピー性皮膚炎 |
痒み、湿疹、フケ、脱毛、発疹部位は顔面、四肢の先、そけい部、わき。 | 湿疹(皮膚の炎症)を伴うもののうち、アレルギー反応と関連があるもの。先天性の過敏症の一種。結膜炎や膿皮症の合併 | unknown | 多 |
| 173 |
Dermatofibrosis 播種性皮膚線維腫 (はしゅせいひふせんいしゅ) |
単一型のデキモノが多数できる。播種とは植物の種を播くように広がるといった意味。 | 表層性壊死性皮膚炎、マラセチア皮膚炎、皮脂腺炎、結節性皮膚線維症、日光皮膚炎、肢端皮膚炎など一緒に起こることもある。ブシュケ・オレンドルフ症候群(AD)、骨皮膚斑紋症。 | 単一遺伝子 | シェパ |
| 174 |
Dermatomyositis 皮膚筋炎 |
自己免疫疾患。全身の筋力の低下と皮膚の炎症など。瞼の腫れ、指や肘・膝の関節の皮が剥けて発疹が出て緩やかに筋力の低下が起こる。発熱、活動低下、肺炎、不整脈 | 寒くなるととくに動きが悪くなる | unknown | コリー、シェルティー |
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Dermatosis 皮膚病、皮膚疾患 |
さまざま | 発疹や水疱や腫瘍など皮膚に起こる病気の総称。皮膚の他被毛も含む。 | unknown | 多 |
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Dermoid sinus 類皮洞 |
軽度〜重度まで様々な脊髄の炎症、神経系の異常 |
Genes: FGF4, FGF19, FGF3, ORAOV1(すべて18番染色体) 正中線上(背)の皮膚の一つまたは複数の小さな空洞。洞が外に開口していなければ頻繁に見過ごされ炎症を起こしたり、炎症部分や洞部位が脊髄に影響を及ぼすと神経系トラブルとなりうる。ローデシアン・リッジバックのリッジ(背中の逆毛)に多発 |
AD | ローデシアン・リッジバック |
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Diabetes 糖尿病 |
多飲多尿、食欲増化(初期)するが痩せてくる、元気消沈、血糖値の上昇 | 糖代謝の異常によって起こるとされ、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高まることによって様々な特徴的な合併症をきたす | unknown | 多 |
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Diabetes insipidus 尿崩症 |
多飲多尿 | バソプレシン(抗利尿ホルモンまたは血圧上昇ホルモンと呼ばれる脳下垂体から分泌されるペプチドホルモン)欠乏や受容体異常による多尿性疾患 | unknown | シュナ、シェパ |
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Diabetes mellitus 真性糖尿病 |
多飲多尿、食欲増化(初期)するが痩せてくる、元気消沈、血糖値の上昇 | インスリン分泌あるいは作用の不足による持続的高血糖。ケトン蓄積により嘔吐・脱水 | unknown | 多 |
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Diamond-Blackfan anaemia ダイアモンド・ブラックファン貧血 |
無気力、食欲不振、脱力感、運動不耐、元気消沈、粘膜の蒼白、悪性腫瘍の合併 | つまりかなりおとなしいことが主症状の先天性低形成性貧血(再生不良性貧血の一種)。赤血球造血のみが障害される造血不全症で先天性再生不良性貧血・先天性赤芽球癆(せんてんせいせきがきゅうろう)。赤血球系細胞著減、末梢血は網赤血球減少。ヒトの確定診断は骨髄穿刺 | unknown(ADもARも) | マウス |
| 181 |
Disorder of cornification 角質化障害 |
皮膚が角質化 | 内分泌代謝疾患の合併でも皮膚の極度な角質化が見られる | unknown | ロット |
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Distichiasis 睫毛重生 |
二重まつげ | まつげが2列に生える。角膜炎などにつながる | 多因子 | 多 |
| 183 |
Dwarfism 小人症、低身長症 |
極端な小ぶり | 症状のひとつとして低身長をきたす様々な疾患を小人症と呼称 | unknown | シェパ |
| 184 |
Dwarfism with anaemia 小人症貧血 |
* | ファンコニー症候群、軟骨無形成症参照。ストマトサイト増加症 | unknown | マラミュート |
| 185 |
Dwarfism, hypochondroplastic 軟骨低形成症による小人症 |
先天性の四肢短縮型低身長症 | 別名アイリッシュセッター小人症。出生時〜離乳時までの表現型は正常で生後2ヶ月半〜4ヶ月までに背骨と四肢の成長が著しく遅れだす。1998年ノルウェーでテスト交配がなされ遺伝的、臨床的、形態計測、X線撮影、骨組織と血漿と小人症の尿中の生化学的特徴を調べられた | AR | Iセッター |
| 186 |
Dwarfism, pituitary 下垂体性低身長症、下垂体性小人症 |
全身性発育不全 |
Genes: 多くが生後6週間くらいから成長遅延、体の両側や太ももや尾の脱毛・無毛、薄い皮膚・うろこ状、ゆっくり進む過度の色素沈着、通常短命 遺伝子検査アリ オランダユトレヒト大学でGシェパとチェコスルバキアンウルフドッグ |
AR | Gシェパ |
| 187 |
Dysautonomia 自律神経異常症(失調症) |
* | 代謝、消化などの生命活動を活発にする働きをする交感神経と、交感神経とは全く逆の働きをする副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた場合に起こる病気。 自律神経とは呼吸や代謝、消化、循環など自分の意思とは無関係で生命活動の維持やその調節を行い、絶えず活動している血管、リンパ腺、内臓など自分の意思とは無関係に働く組織に分布する神経系。 | unknown | * |
| 188 |
Dyskinesia, paroxysmal 発作性ジスキネジア |
なんらかの運動(行動)に誘発される意識のある発作 | 発作性運動誘発性ジスキネジア。ジスキネジア=(パーキンソン病などの)不随意運動。なにかに驚いた時や座った状態から立ち上がるなどの日常の簡単な運動にも誘発される。量を減らした抗てんかん薬で対症治療可 | unknown | * |
| 189 |
Dyskinesia, paroxysmal, PIGN-related PIGN型 発作性ジスキネジア |
後ろ足が交互または同時に跳ね上がるような発作が数分〜数時間続く。10日ごとなど発作頻度が高い |
Gene: PIGN 日常の食事や運動や驚きに左右されないこともある、興奮は発作の引き金になりやすい YouTubeなどに動画あり |
AR | ソフトコーテッドウィートンテリア |
| 190 |
Dysplasia epiphysealis hememelica *骨端半肢異形成 |
主に成長期に起こり最初は非対称性、徐々に下肢の内側関節の痛み・腫れ・変形・両足の長さの不一致、骨端の肥大 | トレバー‐フェアバンク病。パテラ、骨軟骨腫を引き起こすこともある | unknown | ボクサー |
| 191 |
Early retinal degeneration 早期網膜変性 |
夜盲、瞳孔収縮遅延 |
Gene: STK38L 網膜の光を受ける部分の神経細胞の発達異常。受容体の早期退化・細胞死滅。生後数週〜数か月に発症、 |
AR | Nエルクハウンド |
| 192 |
Ears, folded 垂れ耳 |
立ち耳に対しての垂れ耳 | * | unknown | * |
| 193 |
Eclampsia 子癇 |
授乳中のメスの高血圧、痙攣や意識障害などの中枢神経症状 | 以前はカルシウム不足あるいはカルシウムとリンの比率など妊娠期からの食事の栄養面に問題のある授乳中のメスがおちいる四肢麻痺と考えられていた。産褥テタニー。 子癇は症候群であり病態の本質は子癇前症(妊娠中毒症)である。子癇前症とは妊娠高血圧症候群に蛋白尿が合併した状態を言い、これが重症化して痙攣や意識障害などの中枢神経症状が起きた場合に子癇と呼ぶ | unknown | 主に小型犬、多胎時 |
| 194 |
Ectodermal dysplasia 外胚葉異形成 |
歯、足先の骨格不全、乳腺の発育不全、爪の異常、皮膚が弱く乾燥し毛がまばら |
Gene: FOXI3 口唇口蓋裂や難聴、角膜や虹彩の異常、腎臓など他臓器疾患の合併もある。未熟児で生まれて毛も生えそろっていず弱く早死にするオスの子犬はこれも疑わしい。社会化期を半分超えるほど育てば生命予後は良い。 |
X-link | * |
| 195 |
Ectodermal dysplasia/skin fragility syndrome 外胚葉異形成による皮膚脆弱症候群 |
生後48時間以内に始まる皮膚の脱落 |
Gene: PKP1 鼻・唇・目の周囲部分の他、腋窩や鼠径部や尾の付け根などに亀裂が入りびらん(表皮がくずれて下の組織がむき出しになるような状態)が起きる |
AR | Cレトリバー |
| 196 |
Ectopic ureter 異所性尿管 |
尿失禁 | 腎臓から膀胱につながる尿管が本来の膀胱以外の場所に開口する。尿失禁は性成熟後(不妊手術を済ませた後など)に徐々に症状が出ることも、子犬のうちから持続的(嬉ションと間違われる)なこともあり、どちらにも共通して失禁とは別に排尿できるという特徴がある | 多因子 | 多 |
| 197 |
Ectrodactyly 欠指症 |
指の数が足りない、その他骨格の病的変形 | 中足骨の本数自体は正常だが1本の中足骨から2本以上の基節骨が出るなど | unknown | ウェスティ、ハスキー、雑種 |
| 198 |
Ectromelia 奇肢症、肢欠損奇形 |
体の先端の骨格奇形 | 手根骨から先が無い、中足骨から先が無いばかりか1本の後肢に長めの中足骨が2本分あり先端がUターンして脛骨に向いているなど。爪の先だけに異常が現れることもある。 | unknown | * |
| 199 |
Ectropion 外反、眼瞼外反 |
目の乾燥または流涙、充血、刺激感 | 眼瞼が外向きになった状態、皮膚の病変や(魚燐癬)口唇口蓋裂、巨口症、脳神経トラブルを伴うケースもある | ADか | シャーペイ |
| 200 |
Ehlers-Danlos syndrome エーラス・ダンロス症候群 |
皮膚の過伸展、脆弱性、血腫が認められ、間擦部の増大により掻痒を示す(Wiki) | コラーゲン線維形成機構の異常を原因とする症候群。皮膚無力症、皮膚脆弱症、過剰弾力性皮膚とも呼ばれる(Wiki) | AD | 多、ウサギ、猫、馬、羊 |