| 犬種別遺伝性疾患(07年度登録頭数順) | 1位ダックスフント | 2位チワワ | 3位プードル | 4位ヨークシャーテリア | 5位ポメラニアン |
|---|
|
|
||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 形質 | 血管・血液 | 脳神経 | 筋骨格・結合組織 | 呼吸器 | 循環器 | 消化器 | 腎尿路 | 先天奇形 | 内分泌・代謝 | 眼・耳・鼻 | 腫瘍 | 皮膚 | アレルギー・免疫 | その他 |
| 番号 | 疾 患 名 | 主 な 症 状 | 備 考 | 遺伝形態 | 研究されている犬種 |
|---|---|---|---|---|---|
| 301 |
Hernia, perineal 会陰ヘルニア |
会陰部の筋肉の緩みにより穴(ヘルニア孔)から臓器(腸や膀胱)が出て痛み、排尿・排便障害を起こす | 遺伝的素因を持った未去勢で5歳以上のオスに多い。多くが適切な時期の去勢手術で防げる | unknown | 多 |
| 302 |
Hernia, scrotal 陰嚢ヘルニア |
陰嚢内に腸管が脱出した状態で稀に痛みや歩行困難。放置すると精子が作られなくなる。 | 鼠径ヘルニアの進行形。腸管がヘルニア孔を通って陰嚢内に入った状態。症状が出にくいため見た目ではわかりにくく、原因不明の不妊症といった診断につながることもある。 | unknown | * |
| 303 |
Hernia, umbilical 臍ヘルニア |
へそのでっぱり、腫れ、軽症であれば押すと引っ込む |
本来閉じるべき臍輪が閉鎖されていないため、腹膜が皮下に脱出して袋状になるもの。でべそ。臍ヘルニアだけの単独ではない場合も多い。(子犬のうちから大きく目立っているものは、例えば欠歯や陰睾丸や骨格異常など体の他の部分にも不都合があることが多い) ヘルニア輪の大きな犬の重症例では腸管やその他内臓が頻繁にはみ出して嵌頓(かんとん)を起こすと死に至る事故にも繋がる。子犬の先天奇形発生率ではそけいヘルニアに次ぐ |
unknown | 多 |
| 304 |
Heterochromia 異色症? |
* | * | unknown | * |
| 305 |
Heterochromia iridis 虹彩異色症 |
左右の目で虹彩の色が異なる、若しくは一方の瞳の虹彩の一部が変色 | #ホルネル症候群や#緑内障の合併症などとして後天的に発症することもある | unknown | * |
| 306 |
Hip dysplasia 股関節形成不全 |
段差を嫌がる、モンローウォーク、うさぎ跳び様歩様、歩行困難。真っ直ぐ自然に起立した状態で横から見ると手足の付け根の幅より手足先の幅が小さい |
股関節の形態的(解剖学的)な異常 JAHD「股関節形成不全とは」 |
多因子+環境要因 | * |
| 307 |
Histiocytosis, malignant 悪性組織球症 |
食欲減退、元気消沈、体重減少 |
Genes: PTEN, RB1, CDKN2B, CDKN2A 予後不良 赤血球の過剰な食につながる組織マクロファージの腫瘍増殖(球)によって特徴づけられる疾患、発症平均年齢は6歳以降(1歳や2歳の発症もある)、リッター(一腹子)に発生しやすい。場所によっては破行が主症状になることも |
多因子 | バニ |
| 308 |
Hodgkin disease ホジキン病,ホジキンリンパ腫 |
1か所または複数のリンパ節の腫れ、かゆみ、体重減少、肝脾腫 | 悪性リンパ腫の一種、特徴的な特殊なガン細胞が見られる。腫大したリンパ節が頸部交感神経や反回喉頭神経を圧迫するとホルネル症候群#と喉頭麻痺#が起こることがある。神経根の圧迫によって神経痛が起こる | unknown | * |
| 309 |
Horner syndrome ホルネル症候群 |
頸部交感神経出力の機能不全による眼瞼下垂、縮瞳、眼球陥没、虹彩異色症 | 縮瞳は瞳孔が過度に縮小する現象、瞳孔は暗闇の下でも過度に狭まったまま。眼瞼下垂は上まぶたの機能に障害が生じ瞼が開きにくくなる(1日のうちで症状に差がある)、視界の制限を無意識に調整するためヒトでは頭痛や肩こりを起こすことが多い。 | unknown | エアデール、ゴル |
| 310 |
Hydranencephaly 水無脳症 |
大脳が無い |
通常は生存不能 頭蓋(骨)が正常であれば単に原因不明の流死産や新生子死亡となるだろう。両大脳半球がほぼ完全に欠損する孔脳症の極端な1つの病型 |
unknown | * |
| 311 |
Hydrocephalus 水頭症 |
頭肥大、脳の圧迫、先天性の場合はほとんどが正常に成長しない | 脳の中の空間(脳室)で作られた脳脊髄液(脳の周囲にある液体で血液に吸収される)が本来の場所に流れないことで起こる。ヒトではシャント手術がおこなわれることが多いが現在犬は対症療法(テンカンを抑えるなど)が主流 | unknown | ゴル、Eブル、猫 |
| 312 |
Hydrocephalus, internal 内水頭症 |
同上 | 脳室内に過剰貯留した場合を内水頭症、大脳表面 に過剰貯留した場合を外水頭症という。 | unknown | * |
| 313 |
Hydromelia *hydromyeliaは水脊髄症 |
* | 現在ヒトの医療では脊髄空洞症syringomyeliaと同じものとして扱われているようだ | unknown | * |
| 314 |
Hydrops foetalis 胎子水腫 |
体液が体内に過剰に蓄積、胎児浮腫 | 通常は生存不能 | unknown | パピヨン、ボステリ、ブル、狆 |
| 315 |
Hyperadrenocorticism 副腎皮質機能亢進症 |
初期は食欲や飲水量や尿量の増加、腹部膨満、左右対象で痒みのない脱毛など |
クッシング症候群、皮膚伸展線条(ヒトの妊娠線のようなもの)や皮膚が脆弱になることもある。⇔副腎皮質機能低下アジソン病(外傷部位に色素増加が目立つ) Dr. 小宮山の伴侶動物へのやさしい(優しい)獣医学「犬の副腎皮質機能亢進症(犬のクッシング症候群) (2005/5/14 第二回改訂)」 |
unknown | 多 |
| 316 |
Hyperbilirubinaemia, unclassified *未分類の高ビリルビン血症 |
黄疸、元気消沈、食欲低下、 | 新生子死亡があるが犬では黄疸がわかりにくいため見過ごされるケースが多いと思われる | unknown | * |
| 317 |
Hypercholesterolaemia 高コレステロール血症 |
目のフチやまぶたの内側含む目の周囲に小さい脂肪のできもの、動脈狭窄、動脈硬化、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞) | 血液中の総コレステロール値が高いタイプの脂質異常症でいくつかの型があるが体内のコレステロールを運ぶための受容体や分解酵素の欠損が主。アキレス腱にも脂肪腫ができたりその周囲が腫れたように肥厚する場合もある。 動脈硬化などにより心臓にはりめぐらされた冠動脈に十分な酸素・エネルギーが行き渡らない状態を虚血といい、 虚血が一過性だと狭心症、冠動脈が完全に詰まり心筋が壊死すると心筋梗塞。甲状腺機能低下症、糖尿病、ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸などでも血清コレステロール値は上昇する(二次性)。 | unknown | ドベ、ロット、コリー |
| 318 |
Hyperekplexia (Startle disease) グリシン受容体の変異による過剰驚愕症 |
不意をつく音や接触などによる筋痙攣、筋硬直、転倒、呼吸困難 |
Gene: SLC6A5 過剰驚愕症。俗にびっくり病。抑制性神経伝達に関与するグリシンの受容体や輸送体の遺伝子変異によりグリシン作動性抑制神経の低下からシナプス伝達が障害される |
AR | Iウルフハウンド、ラブ |
| 319 |
Hypereosinophilic syndrome 好酸球増加(多)症候群 |
全身の発疹や痒み、貧血、下痢、腹部痙攣、体重減少、永続的な咳 | 皮下のしこり、消化管、骨髄、脾臓、リンパ節、肺や肝臓などの臓器を取り囲む組織の肥厚、呼吸困難、胸水・不整脈・僧帽弁や三尖弁逆流を含む心臓トラブル、各種臓器不全なども症状の例がある。末梢血中の好酸球が異常に多い状態で、寄生虫感染やアレルギー反応、アトピー性疾患で起こることもある(好酸球を減らす因子のひとつにはストレスがある)。増加状態が長引くと特発性好酸球増加症候群と進み心臓、肺、脾臓、および神経系などあらゆる臓器が侵され予後不良 | unknown | * |
| 320 |
Hypergammaglobulinaemia 高ガンマグロブリン血症 |
鼻血、歯茎・目からの出血、内出血(皮膚のあざ)、易感染性 |
慢性活動性肝疾患、自己免疫性肝炎 γグロブリンとは免疫に関与する血液中にあるたんぱく質 これがあって慢性唾液腺炎と乾燥性角結膜炎(が主張)なのはシェーグレン症候群(自己免疫疾患) |
unknown | Gシェパ |
| 321 |
Hyperhomocysteinemia 高ホモシステイン血症 |
慢性胃腸疾患、貧血、心血管疾患、血栓症、低血圧症 | ヒトのケース同様に葉酸とビタミンB6やB12の低下が見られる。低コバラミン血症。グレイハウンドでは頻繁に起こっている | unknown(おそらく多因子 | Gハウンド |
| 322 |
Hyperkeratosis, epidermolytic 表皮溶解性角化症、表皮剥離性角質増殖症 |
わきやそけい部の色素沈着、角質の増加、水疱 |
Gene: KRT10 表皮細胞の溶解、表皮の脆弱。(同義語)水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症。#魚鱗癬のひとつ |
AR | ノーフォーク |
| 323 |
Hyperkeratosis, palmoplantar 手掌足底角化症、角質増殖症、角化亢進 |
肉球の角化や亀裂、それによる二次感染 |
Gene: FAM83G 症状の出始めは滑らかな羊皮紙のような肉球でその後硬化し円錐状の突起が増加、角化、亀裂 |
AR | アイリッシュテリア |
| 324 |
Hyperkinesis 運動亢進症 |
自分の意思とは無関係におこる不随意運動→振戦(震え)、斜頸、歩くときに斜めになる、口をモグモグクチャクチャ、頻繁なビクつきなど | スコッチクランプScottie cramp | unknown | スコッチ |
| 325 |
Hyperlipidaemia 高脂血症 |
相応に進行するまで症状がほとんど無い | 血中脂質値が異常に多い状態で膵炎や心筋梗塞に至ることもある。脂質異常症dyslipidemiaを以前は高脂血症と言った | unknown | * |
| 326 |
Hyperlipoproteinaemia 高リポ蛋白血症 |
高脂血症と同様、肝腫、脾腫、繰り返す腹痛発作 |
ヒトでは黄色腫がまぶたや肘・膝・尻・背中・脚の前側、腕の後側などに出来る。膵炎。死に至ることもある。 リポ蛋白は脂質が血漿中に存在する様態で、脂質とアポリポタンパク質が結合したもの |
unknown | Mシュナ |
| 327 |
Hyperparathyroidism 副甲状腺機能亢進症 |
元気消沈、腎結石、食欲不振・嘔吐・下痢(消化性潰瘍)、膵炎、易骨折性 |
血液中のカルシウム濃度を一定の範囲内に調節する副甲状腺ホルモンが上皮小体の過形成や腺腫が主な原因で、血液中のカルシウムが正常またはそれ以上あるのに副甲状腺ホルモンが必要以上につくられることで起こる病気。 健康体では血液中のカルシウムが減ると副甲状腺ホルモンが増加することにより骨に蓄えられているカルシウムが血液中に溶かし出されてカルシウム濃度が正常に戻る仕組みになっている。 診断;高→血中カルシウム濃度と副甲状腺ホルモンと尿中カルシウム排泄量 |
AD | 多 |
| 328 |
Hyperphosphatasaemia 高アルカリホスファターゼ血症 |
無症状または嘔吐や下痢など軽い消化器症状 | アルカリホスファターゼ(ALP=肝機能の指標のひとつ)とはアルカリ性の状況下でリン酸エステル化合物を加水分解する酵素。肝臓、腎臓、骨、小腸、胎盤などに多く含まれるのでそれらの臓器がダメージを受けると血液中で高値となる。 が、家族性良性高アルカリホスファターゼ血症では、臨床、放射線学的、生化学的評価は他の異常所見を認めないのに血清アルカリ性ホスファターゼ(ALP)の単独高値(小腸型ALPに由来する血清ALPの異常高値)が見られる、という研究 | unknown | ハスキー |
| 329 |
Hypertension 高血圧症 |
脳、眼、心臓、腎臓障害 | 長期間症状が現れないか他の心疾患の合併など | unknown | * |
| 330 |
Hypertension, essential 本態性高血圧症 |
初期に元気消沈 | 原因不明の高血圧。原因が不明とはこの場合明らかな腎臓疾患・クッシング症や甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患・副腎腫瘍・薬剤による副反応などが見当たらない場合を指す。 | unknown | * |
| 331 |
Hypertrichosis 多毛症 |
針金状、羊毛状、波状などの独特な異常なコート | 1つの毛包から複数の毛が発生する。この異常は攻撃性や多動・学習障害を伴いしばしば密接に水頭症や中枢神経系に影響を与える病気に関連付けられている | unknown | ゴル |
| 332 |
Hypertriglyceridaemia 高トリグリセリド血症 |
悪化してからの食欲不振、消化器症状、膵炎 | 血液中に含まれる脂質が過剰あるいは不足する脂質異常症(以前は高脂血症と呼んだ)のうち血液中に中性脂肪(トリグリセリド)が多く存在するタイプの脂質異常症。ミニシュナの場合はインスリン抵抗性と関連している | unknown | Mシュナ |
| 333 |
Hypoadrenocorticism 副腎皮質機能低下症 |
多飲、食欲不振、心拍数低下、低体温、震え、下痢、嘔吐、体重減少 | 副腎から分泌されるホルモンの欠乏、アジソン病 | unknown | ゴル、ビアディ、Gシェパ |
| 334 |
Hypoadrenocorticism, primary 原発性副腎皮質低形成 |
食欲不振、筋力低下、無気力 | 原発性とは最初にその部位に発症する、といった意味。⇔二次性。原発性の慢性副腎皮質機能低下症には先天性のものと後天性のものが存在し、先天性のものはアジソン病とは独立した疾患単位として扱われるようになった。このため、アジソン病は後天性の成因による病態を総称する用語として用いられている | unknown | 多 |
| 335 |
Hypocatalasia 低カタラーゼ症 |
歯周囲組織の進行性壊疽性病変 |
Genes: CAT 先天性の遺伝的酵素欠損の代表例。体内中のカタラーゼが不足し、過酸化水素が分解できなくなる病気。高原氏病(Takahara's disease)。無カタラーゼ症はAcatalasia |
単一遺伝子 おそらくAR |
ビーグル |
| 336 |
Hypogonadism 性腺機能低下症、生殖機能不全 |
小睾丸、小精巣、性器(内外とも)の未発達、バランス的に長い四肢、生殖不全 | オスに多い性分化異常。オスはクラインフェルター症候群(#ダブルエックスのオス)、#精巣性女性化症、メスは#残留性ミュラー管症候群、ターナー症候群(X染色体欠損) などを参照 | unknown | * |
| 337 |
Hypolipoproteinaemia 低リポ蛋白血症 |
無症状から脂肪や脂溶性ビタミンE、K、A吸収障害による下痢、小ぶり、流産、高血圧、脳卒中、突然死 | 高脂血症。総コレステロール高値 | unknown | Mシュナ |
| 338 |
Hypomyelination of the central nervous system *中枢神経系髄鞘形成不全 |
生後2〜3週頃からの震え、その他小脳障害 |
Gene: FNIP2 生後すぐからの神経症状。中枢神経系(脳と脊髄)ミエリン形成不全、末梢神経は通常の有髄である |
AR | ワイマ、チャウチャウ |
| 339 |
Hypomyelinogenesis, congenital *先天性髄鞘形成不全 |
四肢麻痺、てんかん、進行性の運動失調、部位により様々な神経疾患 | 髄鞘medullary sheathとは8割ほどが脂質で2割ほどがたんぱく質からなる細胞形質膜の多層構造体。髄質の神経線維が持っている鞘、白質。ある種の白質ジストロフィ | unknown | ブルマスチフ、牛 |
| 340 |
Hypoparathyroidism 副甲状腺機能低下症、上皮小体低下症 |
テタニー(四肢の痺れ)、けいれん発作、歩行異常 | 副甲状腺ホルモン(PTH)の不足を原因とした低カルシウム血症、高リン血症によって種々の症状を示す代謝性疾患 | unknown | 多 |
| 341 |
Hypospadias 尿道下裂 |
尿の出口が陰茎の先より根元側にある | 性分化障害の可能性がある | unknown | 羊、ヤギ、馬、猫 |
| 342 |
Hypothalamic dysplasia 視床下部機能不全 |
異常行動、摂食障害、体温調節障害、内分泌機能と自律神経機能に障害 | 93年アメリカ動物病院協会誌に視床下部機能不全の犬に高ナトリウム血症、無飲症、および糖尿病尿崩症が見られたという情報があるらしい | unknown | * |
| 343 |
Hypothyroidism 甲状腺機能低下症 |
元気消沈、体重増加、攻撃性、歩行時のこわばり、左右対称性脱毛、てんかん発作、粘液水腫 |
Genes:TPO 全身のエネルギー利用を促す甲状腺ホルモンの分泌量(活性)が不十分となる内分泌疾患。よって症状にかなり個体差がある。甲状腺自体の問題による分泌不全は原発性甲状腺機能低下症、甲状腺刺激ホルモン(TSH)不足による分泌不全は二次性甲状腺機能低下症、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)の低下によるTSHと甲状腺ホルモンの分泌不全を三次性甲状腺ホルモン低下症と呼ぶ |
AR | 多 |
| 344 |
Hypothyroidism , primary 原発性甲状腺機能低下症 |
同上 | 自己免疫障害によって甲状腺が攻撃されるヒトの橋本病では甲状腺の慢性炎症から機能低下にいたり、ヨウ素不足でホルモン産生が害されるなどが原発性。甲状腺の機能は主に視床下部-下垂体-甲状腺系が正常でなければならなく、下垂体の腫瘍や血管障害などが二次性、三次性の低下症につながる | unknown | * |
| 345 |
Hypotrichosis 貧毛症、乏毛症 |
以下の犬種で無毛は単一遺伝子座のヘテロ接合である | チャイニーズクレステッドドッグ、メキシカンヘアレスドッグ、ペルービアンヘアレスドッグなど顕性ヘアレス種の無毛 | 常染色体性 | 顕性ヘアレス |
| 346 |
Hypotrichosis, recessive 劣性貧毛症、乏毛症 |
以下の犬種で無毛は単一遺伝子座のホモ接合である |
Gene: SGK3 アメリカンへアレステリア(ラットテリアの突然変異個体)。3大無毛種とは異なる常染色体潜性ヘアレス |
AR | 潜性ヘアレス |
| 347 |
Ichthyosis, ASPRV1-related ASPRV1関連型魚鱗癬 |
角質の異常蓄積による鱗状皮膚 |
Gene: ASPRV1 「魚鱗癬とは皮膚のバリア機能が障害され胎児の時から皮膚の表面の角層が非常に厚くなる病気。出生時あるいは新生児期に全身または広範囲の皮膚が厚い角質に覆われる」(ヒト対象の難病情報センターより引用) |
AD | * |
| 348 |
Ichthyosis, NIPAL4-related NIPAL4関連型魚鱗癬 |
角質の異常蓄積による鱗状皮膚 |
Gene: NIPAL4 NIPAL4遺伝子の欠如。主に腹部の紅班、生まれつき縮毛、表皮に二重の脂質、角質細胞内に未処理の脂質、マラセチア |
AR | アメリカンブルドッグ |
| 349 |
Ichthyosis, PNPLA1-related PNPLA1関連型魚鱗癬 |
角質の異常蓄積による鱗状皮膚 |
Gene: PNPLA1 元Ichthyosis, Golden Retrieverゴールデンレトリバーの魚鱗癬 |
AR | * |
| 350 |
Ichthyosis, SLC27A4-related SLC27A4-関連型魚鱗癬 |
角質の異常蓄積による鱗状皮膚 |
Gene: SLC27A4 SLC27A4タンパクの欠如。主に目や鼻の周囲のしわ、苔が生えたような皮膚の肥厚によって目が開かないこともある。外国では安楽殺対象(7-40日齢) |
AR | デン |
| 351 |
Ichthyosis, TGM1-related TGM1-関連型魚鱗癬 |
角質の異常蓄積による鱗状皮膚 |
Gene: TGM1 トランスグルタミナーゼ1(TGM1)遺伝子のトランスポゾン挿入。遺伝子異常による皮膚表面角質の形成障害が原因と考えられている魚の鱗のように皮膚の表面が硬くなり剥がれ落ちる病気 |
AR | ジャックラッセル |
| 352 |
Immunodeficiency 免疫不全症 |
易感染性、重度であるほど致死的 | 生体の免疫状態、免疫機能の発現の不完全な状態。 | X連鎖とARが多い | ロット、シャーペイ、Iウルフハウンド、猫、豚、ラマ |
| 353 |
Immunoglobulin A deficiency 免疫グロブリンA欠損症 |
アレルギー、下痢、自己免疫疾患 | 原発性免疫不全症の中で抗体免疫不全を主徴とする病型の一つで多くは無症状。セリアック病や炎症性腸疾患など自己免疫疾患やアレルギー疾患などと合併。IgA欠損。Aは粘膜面での局所免疫に関与する免疫グロブリン | unknown | シャーペイ、Gシェパ、ゴル、ラブ、ハイイロオオカミ |
| 354 |
Immunoglobulin A glomerulonephropathy 免疫グロブリンA欠損性糸球体腎症(しきゅうたいじん) |
血尿、膜性増殖性糸球体腎炎 | 無症状から慢性的な糸球体の炎症が血尿・たんぱく尿として現れ、腎機能が低下し腎不全にいたる | unknown | * |
| 355 |
Immunoglobulin G deficiency 免疫グロブリンG欠損症 |
消化器症状、皮膚炎、易感染性 | Gは血中の抗体タンパク質。生後2〜3ヶ月頃から下痢や嘔吐のほかに膿皮症など軽い症状から突然死にいたることもある | unknown | ワイマ |
| 356 |
Imperforate anus with rectovaginal fistula *直腸腟瘻を伴う鎖肛 |
新生子の腹部膨慢、嘔吐、哺乳力減、便秘、死亡 | 鎖肛はお尻の穴が正常より狭かったり塞がっていたり無いような状態、形状は個体差による。 鎖肛の程度が重症なほど消化器や泌尿器にも奇形が合併するケースが見られている。 直腸腟瘻は造影剤検査でもしなければ見た目ではわからなく、ミルクを飲むたびに便の一部〜全部が出ないことでわりと早期に死亡が多い。 | unknown | 多 |
| 357 |
Improper coat 不適切なコート |
命に別条が出るケースは無さそう?? |
Genes: RSPO2 PWドッグの顔と足の縮れ毛と体全体のコートについての研究??? |
AR | PWドッグ |
| 358 |
Inborn error of hepatic metabolism *先天性肝性代謝異常 |
障害のある物質による | 先天性代謝異常の治療のための異型肝移植の研究 | unknown | * |
| 359 |
Incomplete ossification of the humeral condyle 上腕骨顆の不完全骨化 |
肘の腫れ・痛み、跛行 | 上腕骨顆(じょうわんこっか)は内側上顆および外側上顆の間にある下端部全体。生後8~12週頃に骨の融合が完成するがその際の融合不全 | unknown | ロット、ラブ、Sスパニエル、スパニエル系 |
| 360 |
Inflammatory bowel disease 炎症性腸疾患 |
慢性の消化器症状 | 消化管に炎症をおこす慢性疾患の総称 | unknown | 多 |
| 361 |
Intersex 性分化障害 |
性別不明、両性具有、不妊 | 真性半陰陽は両性の機能を併せ持つ。仮性半陰陽は遺伝子上の性別と外見上の性別が合致しない。内外性器の未分化、未発達、機能不全。両性具有、インターセックス、半陰陽 | unknown | 多 |
| 362 |
Intervertebral disc disease, type I 椎間板疾患 |
椎間板の石灰化 | ハンセンI型のこと? | unknown | ダックス |
| 363 |
Intestinal cobalamin malabsorption due to AMN mutation AMN変異型コバラミン吸着障害 |
慢性下痢、脂肪便(大量の悪臭のある白っぽい脂分の多い便)、重度のビタミンおよびミネラル欠乏 |
Gene: AMN PennGenでDNA検査あり→対象犬種;Gシュナウザー |
AR | Aシェパ、Gシュナ、コモンドール |
| 364 |
Intestinal cobalamin malabsorption due to CUBN mutation CUBN変異型コバラミン吸着障害 |
慢性下痢、脂肪便(大量の悪臭のある白っぽい脂分の多い便)、重度のビタミンおよびミネラル欠乏 |
Gene: AMN PennGenでDNA検査あり→対象犬種;Gシュナウザー |
AR | ボーダーコリー |
| 365 |
Intestinal cobalamin malabsorption, generic コバラミン吸着障害 |
慢性下痢、脂肪便(大量の悪臭のある白っぽい脂分の多い便)、重度のビタミンおよびミネラル欠乏 |
Gene: AMN PennGenでDNA検査あり→対象犬種;Gシュナウザー |
AR | シャーペイ、ヨーキー、スタッフィ、ボクサー、ゴル、Gシェパ |
| 366 |
Intussusception 腸重積症 |
嘔吐、粘血便、腹痛症状 | 小腸が大腸の中に入り込んで(逆蠕動)して腸閉塞を発症する病気。犬では空回腸から結腸における発生が多い | unknown | 多 |
| 367 |
Invasive transitional cell carcinoma *浸潤性移行上皮がん |
血尿、排尿困難、頻尿 | 膀胱の侵襲性移行上皮癌 | unknown | スコッチ、ビーグル、シェルティ |
| 368 |
Iris atrophy 虹彩萎縮症 |
羞明 | 目に入る光の量を調節する機能の低下、虹彩(瞳孔周囲の目の色のついた部分)筋肉の退化 | unknown | ダックス(ダップル) |
| 369 |
Iris defects *虹彩欠損症 |
屈折異常を伴えば視力障害 | 虹彩の一部が欠損した状態。たいていは虹彩の下部中央に円形、ときに卵円形や梨型の開口という形でみとめられる。前ブドウ膜嚢胞 | unknown | 猫 |
| 370 |
Kartagener syndrome カルタゲナー症候群 |
子犬の頃から気管支炎・鼻炎・肺炎、耳鼻感染・呼吸器感染を繰り返す | (全内臓逆位・)副鼻腔炎・気管支拡張を伴う遺伝性疾患。※原発性線毛ジスキネジア | AR | ダックス、Eスプ、Eコッカー、スタッフィー、チャウ |
| 371 |
Keratitis 角膜炎 |
角膜の炎症 | 目の腫れ、潰瘍、非潰瘍性炎症、白目に血管が目立つ、角膜の変色、白い斑点 | unknown | * |
| 372 |
Knobbed acrosome ?小頭部先体(アクロソーム) |
精子の奇形(が多い状態)、不妊 | アクロソーム(精子の頭部の先端)がこぶ状に突起している状態のようだ | unknown | Mシュナ |
| 373 |
Krabbe disease クラッベ病 |
緩やかな進行性の震え、運動失調、麻痺、小脳機能障害 |
Genes:GALC ライソゾーム疾患(スフィンゴ脂質症)。常染色体劣性遺伝の脱髄性神経変性疾患、球様細胞白質萎縮症 |
AR | ウェスティ、ケアン、Iセッター、ケルピー、ダルメシアン |
| 374 |
L-2-hydroxyglutaricacidemia ?L-2-ヒドロキオキシグルタル酸尿症 |
精神運動発達遅滞、けいれん発作、運動失調、痴呆 |
Genes: L2HGDH 先天性代謝異常、尿中有機酸異常(尿や血液などL-2-ヒドロキオキシグルタル酸の上昇)。主に大脳皮質、視床、小脳、脳幹の灰白質が海綿状に変化する |
AR | スタッフィー、ウェスティ |
| 375 |
Lameness 跛行 |
歩行障害の研究 | 新たな跛行の評価方法につながる片側肘変形性関節症の犬からの一連のデータなど(PLoS One. 2017 Jan) | unknown | * |
| 376 |
Laryngeal paralysis 喉頭麻痺 |
運動不耐性、吸気性喘鳴、吸気呼吸困難、吐き気、咳、発声障害 | 治療は主に喉頭閉塞の緩和(対症療法)。常染色体優性遺伝が知られている。一般的に時間の経過と共に悪化する | unknown | ロット、ラブ、アフガン、Iセッター、ハスキー |
| 377 |
Leber congenital amaurosis (congenital stationary night blindness) レーバー先天性黒内障(先天性夜盲亭座) |
夜盲 |
Gene: RPE65 網膜色素上皮ジストロフィー。網膜の進行性変性で網膜上に明るい茶色のパッチが発現し反射率の高い曇った領域を作成する(専門の器具で検査する、肉眼では異常はわからない) 遺伝子検査アリ |
AR | ブリアード |
| 378 |
Leg morphology (leg width versus leg length) 内脚形態(脚幅に対する脚の長さ) |
疾患ではない | * | unknown | Pウォータードッグ |
| 379 |
Legg-Calve-Perthes disease レッグペルテス |
後足の痛み、引きずり、散歩嫌い、腰以下の骨格の変形 | 大腿骨頭骨端への血液の供給が不十分なために無菌性壊死が起こる。一般的には生後4,5ヶ月〜10ヶ月頃までに目立つ症状が見られる。レントゲンで診断できる | 常染色体性 | トイ種 |
| 380 |
Leishmaniasis, susceptibility/resistance to リーシュマニア症感受性 |
疾患ではない | リーシュマニア症とはトリパノソーマ科の原虫リーシュマニアの感染を原因とするズーノーシスの総称で犬の媒介性疾患として知られている。リーシュマニア症では鼻穿孔性潰瘍性皮膚炎などがある | unknown | * |
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Lens luxation 水晶体脱臼 |
視力低下、網膜はく離、続発性緑内障、失明 |
Genes: ADAMTS17 わりと突然に水晶体を保持する靭帯の損傷が原因で脱臼(転位)する。多くは3歳以上で発症。後方脱臼の場合は光を当てると三日月形の反射が見られることや、目を動かしたときに虹彩が揺れるなどの症状がわかることもある |
AR | ジャック、チベタンテリア、Mブルテリア、シャーペイ |
| 382 |
Leucodystrophy 白質ジストロフィ |
水頭症、脳脊髄の神経症状 |
Gene: CYTB 海綿状変性型白質ジストロフィ 、ロイコジストロフィ、脳白質変性症、海綿脳脊髄症。おそらくヒトのカナバン病Canavan diseaseに近い症状のようだ。 脳脊髄の白質に広範囲(びまん性)な重度の海綿状変性が見られる。早期発症・予後不良 |
ミトコンドリア遺伝 | ダル、シェルティ |
| 383 |
Leukemia, chronic monocytic 慢性単球性白血病 |
臨床症状のない白血球増加症 |
Genes: BCR ヒトのフィラデルフィア染色体異常に類似 |
常染色体性、単一 | * |
| 384 |
Leukocyte adhesion deficiency, type I 白血球粘着不全症�儀� |
生後12週以前から接着分子欠損による易感染性、低体重、発熱、食欲不振、歯肉炎、流涎、重度の皮膚感染。早期死亡(多くは6ヶ月齢) |
Genes:ITGB2 白血球表面上の粘着分子の欠損を原因とする白血球機能異常症。白血球数の増加、好中球の左方移動 OptigenでIセッターRWセッター遺伝子検査あり |
AR | Iセッター、IRWセッター |
| 385 |
Leukocyte adhesion deficiency, type III 白血球粘着不全症�祁� |
傷の治りの遅れ、粘膜出血の増加、跛行、歯周病、発熱、易感染性、白血球増加 |
Gene: FERMT3 白血球接着欠損症は、免疫不全により特徴付けられる遺伝性疾患。2014年メルボルン獣医専門センターで16ヶ月オスGシェパ×ロットのF1雑種が発症した研究。Gシェパには以前から報告があったが雑種は初めてという話 |
AR | Gシェパ |
| 386 |
Leukoencephalomyelopathy *白質脳脊髄症 |
進行性の四肢の歩行障害、運動失調 | 脊髄と脳の白質に影響を与える遺伝性神経変性疾患。ヒトの白質脳症(とは別物だが)の治療に役立つ可能性があるため研究が進む。**脳幹と脊髄転移と高い乳酸濃度??**一次組織病理学的病変は脊髄と脳幹の脱髄と軟化症の多発?? | AR | ロット |
| 387 |
Ligneous membranitis 木質結膜炎 |
視力低下、網膜はく離、続発性緑内障、失明 |
Gene: PLG プラスミノーゲン欠乏、スコッチ罹患犬とその同胎犬複数頭の検査では罹患犬の血漿プラスミノーゲン活性は正常より低かったが、他の犬では正常な基準間隔内だった |
AR | スコッチ、ドーベルマン |
| 388 |
Linear IgA disease *水疱性皮膚症 |
???linearは線状 免疫グロブリン 病 四肢(指先)・鼠径部・顔面・口腔内のびらん性潰瘍と痂皮(痂皮かひは病変の底部に由来する滲出液、かさぶた) |
自己免疫性表皮下水疱の皮膚病 | 常染色体性、unknown | ダックス、シーズー、Cシャーペイ |
| 389 |
Lipidosis リピドーシス |
毛色の脱失、かたまった抜け毛、粗いオーバーコートの喪失、皮膚の黒ずみ、成長不良、原因不明の嘔吐が多い | 脂質代謝異常。脂質(lipid)が異常蓄積(osis)する病気の総称。ライソゾーム病(GM1ガングリオシドーシス、ゴーシェ病、クラッベ病など)。この項目ではLipidosis, follicular 濾胞性リピドーシス(毛包内に脂肪が蓄積)の説明のようだ | 常染色体性、unknown | ロット |
| 390 |
Lipomatosis, multiple 多発性脂肪腫症 |
脂肪腫がいくつもできる | 脂肪腫はとくに年齢が高くなると多くの犬種に見られる良性の軟部腫瘍。非がん性の脂肪組織の増殖。 | 常染色体性、unknown | * |
| 391 |
Lissencephaly and cerebellar hypoplasia 滑脳症と小脳の形成不全 |
顔貌異常、てんかん発作、脳性まひ、内臓奇形 | 字のごとく脳の表面が滑らか、大脳機能不全。脳の形成異常の程度で重症度が異なる。灰白質脳溝形成の欠如。併発する内臓奇形や嚥下障害の影響を受け離乳期までの早期死亡の可能性が考えられる | unknown | ラサアプソ |
| 392 |
Lumbosacral junction, skeletal morphology and morphometry ??? |
骨格形態と体型測定における仙骨結合部 | 病気ではない | * | Gシェパ |
| 393 |
Lundehund syndrome ルンデフント症候群 |
ルンデフント種の胃腸障害 |
Lundehund、ノルウェイジアン・パフィン・ドッグ。四肢の関節の独特の柔軟性と多関節性を特徴とするノルウェー原産の犬種。古い犬種だが一度絶滅の危機に瀕しその際に遺伝子プールが極端に狭まったため重度の胃腸疾患に冒された罹患犬の頻度を高めている CLUB OF AMERICAのHealthのページ |
unknown | ルンデフント |
| 394 |
Lymphoedema リンパ浮腫 |
四肢のむくみ、重度では皮膚の変形や硬化(象皮症) |
リンパ管系の低形成か血管運動神経の異常。リンパ管が少なかったり働きがよくないなどで流れるべきリンパ液を処理できない状態。 生まれつきの先天性と原因不明の後天性(外科手術による二次性や感染症・悪性腫瘍などを除く)も含まれることがある |
常染色体性、unknown | * |
| 395 |
Lymphoma, generic リンパ腫 |
リンパ系の組織から発生する腫瘍 | リンパ腫は大きく分けてホジキンと非ホジキンがある。ホジキンリンパ腫は発熱や全身の痒みが出ることもある | unknown | * |
| 396 |
Lymphoma, non-Hodgkin 非ホジキンリンパ腫 |
痛みの少ないリンパ節の腫脹 | ホジキン病(ホジキンリンパ腫)以外のすべての悪性リンパ腫群。(2012/7追加) | unknown | * |
| 397 |
Lymphoproliferative disease リンパ増殖性疾患 |
リンパ節炎、リンパ浮腫、リンパ腫、菌状息肉腫 | リンパ(リンパ液)は組織から組織液(老廃物)を取り除く役割、吸収された脂肪酸と脂質を乳糜として循環系まで運ぶ役割、単球や抗体産生細胞などのリンパ球をはじめとする免疫細胞を産生する3つの役割がある。老廃物の回収にトラブルが起こると組織中に余分なものが溜まってリンパが増える | 多因子 | * |
| 398 |
Lysosomal storage disease ライソゾーム蓄積病 |
欠損酵素によって症状はさまざま | ライソゾーム(細胞内小器官)に関連する酵素の欠損により分解されるべき物質が老廃物として体内に蓄積される代謝異常症の総称。リソソーム | 常染色体性、unknown | * |
| 399 |
Macular corneal dystrophy 黄斑角膜ジストロフィ |
視力障害、失明 | 黄班-おうはん-は目の網膜の中心部で、繊細な構造をしているため疾患が生じやすい | AR | ラブ |
| 400 |
Malignant hyperthermia 悪性高熱 |
外見上健康なのに全身麻酔中に高熱・頻脈・筋肉の硬直・代謝性アシドーシスの漸進的増加などにより不整脈、横紋筋融解症、腎不全、急死にいたる |
Gene: RYR1 全身麻酔の偶発症の一つ。全身麻酔に使用される薬によって発症。薬が骨格筋において強烈で制御できない酸化的代謝を引き起こし、これが体の酸素供給および二酸化炭素の除去の能力を超え、体温が制御できなくなり、適切な処置が行われないと最終的には血液循環が崩壊し死亡する。診断する前に死亡してしまう例が多いためその犬の死因も血縁犬との遺伝的関係も不明のまま |
常染色体性 ヒトではAD |
多 |