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犬種別遺伝性疾患(07年度登録頭数順) 1位ダックスフント 2位チワワ ●3位プードル 4位ヨークシャーテリア 5位ポメラニアン


Toy poodle Genetic disorder  hereditary congenital diseases
siriusdog.com トイプードルの遺伝性先天性疾患の病名引用翻訳
最終更新  2017年3月
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Toy poodle: 5, 10, 22, 26, 27, 42, 49, 78, 81, 88, 92, 93, 103, 109, 110, 111, 121, 124a, 135, 136, 140, 144, 146, 147, 149, 156, 165, 166, 173, 175, 184, 193a, 199, 221, 221a, 223, 226, 230, 235, 236, 256, 269, 275, 294, 327, 330


疾患名(英名) 疾患名(和名) 主 な 症 状 備考 遺伝形式 参考
5. Achondroplasia 軟骨無形成症 四肢短縮型小人症。肘・膝・手根・足根の関節腫大が主な症状の骨端軟骨の形成不全。骨端の成長は緩やかで早期に停止。
水頭症や貧血など合併症が多い
軟骨形成不全とも AD
10. Allergies アレルギー

22. Atopy アトピー 代表的な症状はかゆみを伴う皮膚炎 アレルギーを起こす皮膚

26. Basal cell tumor 基底細胞腫 皮膚細胞から起こる腫瘍。良性が多いが悪性もある。 日本臨床獣医学フォーラムによると犬の皮膚の腫瘍の1割程度を占めているそう

27. Behavioral abnormalities 行動の異常 全体的な攻撃性、パニック障害などの異常行動パターン。
42. Cataract 白内障 水晶体の白濁。老齢性、糖尿病性、外傷性、内分泌性、中毒性の後天性のものと若年性(目安として6歳以前)。 失明。PRAの合併症としても現れる。進行度合いが急であれば糖尿病も疑える。早期発見できたら内服薬と点眼薬で進行を遅らせる治療ができる場合も多い。 AD *新庄動物病院「遺伝病第6回 (遺伝性眼疾患)」
49. Cerebrospinal demyelination 脳脊髄の脱髄症
78. Deafness 難聴 耳が聞こえにくい、聞こえない いくつかのタイプ・段階がある AR
不完全浸透劣性
brainstem auditory evoked response testーBAERテスト(脳幹聴覚誘発反応検査)
81. Dermatitis, atopic アトピー性皮膚炎 痒み、湿疹、フケ、脱毛、発疹部位は顔面、四肢の先、そけい部、わき。 湿疹(皮膚の炎症)を伴うもののうち、アレルギー反応と関連があるもの。先天性の過敏症の一種。結膜炎や膿皮症の合併。

88. Distichiasis 睫毛重生 二重まつげ。二重箇所は一部分〜広範囲さまざまで重症例は失明にいたる 小眼球症や眼欠損など合併症が目立つことも
92. Ectodermal defects 外胚葉異形成 歯、足先の骨格不全、乳腺の発育不全、爪の異常、皮膚が弱く乾燥し毛がまばら 口唇口蓋裂や難聴、角膜や虹彩の異常、腎臓など他臓器疾患の合併も。成犬時に欠歯だらけで全部で10本しか歯がない、という例があったようだ AR
X-link

93. Ectopic ureters 異所性尿管 トイレでの排泄とは別におねしょ、嬉ション、尿漏れ 膀胱と尿管の接続位置異常。症状の個体差が大きく、1歳で避妊手術を済ませた犬に10歳で尿漏れが起こって始めて病態が判明した例などもある
103. Entropion 内反 まぶたの内反。
109. Epilepsy てんかん
110. Epiphora 流涙症(症状。病名ではない) 涙の分泌亢進症。目の周りの筋肉が弱いなど様々な原因が考えられる。鼻が原因のこともある。角膜縁、視覚障害、失明。 涙の排出がうまくいっていれば涙の分泌がやや多くなっても、流涙症にはなりにくい
*東京都トライアングル動物病院(眼科専門)
111. Epiphyseal dysplasia ???骨端軟骨の形成不全 松果体の異常。
121. Factor VIII deficiency or hemophilia A 第VIII因子欠乏症 血液凝固因子欠損症 血友病A。新生子の臍帯出血過多、断耳・狼爪切除時・歯の生え変わり時の出血量増大、爪切り時の出血など重症度には個体差が激しいがちょっとしたことでよく血が出る。日常の正常な動きで関節に継続的な出血が起こり(肘や膝など)関節炎へと移行する。ワクチン接種など注射後の腫れ・しこりに要注意 XR
124a. Factor XII deficiency 第XII因子欠乏症 ハーゲマン因子欠乏症 血尿、血便、吐血、出血時間延長、内出血少なめ。他の血液凝固因子の欠乏症とは異なりよほどの大量出血でもなければ出血死のリスクが低めだが、血縁内(家族性)でフォンウィルブランド病・溶血性貧血・プレカリクレイン欠乏症の発症または同時発生の例あり AR
135. Glaucoma 緑内障 急に出目・目が大きくなったように感じる 視野欠損、視力低下、眼圧の上昇などによる痛み。虹彩や毛様体の萎縮、水晶体や硝子体の変性など様々な変化 AD
AR

136. Globoid cell leukodystrophy グロボイド細胞白質ジストロフィ クラッベ病。ライソゾーム疾患。 進行性の脱髄性神経変性症状。予後不良 AR
140. Granulomatous sebaceous adenitis 肉芽腫性皮脂腺炎 SA皮脂腺炎 AR
144. Hemeralopia 昼盲(ちゅうもう) 散歩中に急に溝に落ちるようになった・見ているのに物にぶつかっていく、など 錐体変性・ジストロフィなど。体感的に飼い主の無理解が多い代表的なものだと思う。溝に落ちる〜などは人に相談しても笑い話にされがちなので。 ARが多い
146. Hemolytic anemia 溶血性貧血
147. Hemophilia A 血友病A 第VIII因子欠乏症と同じ
149. Hepatic portosystemic shunt or arteriovenous fistula 肝臓門脈シャントor動静脈瘻(どうじょうみゃくろう) 肝臓の血管の不具か動脈と静脈との肝臓の異常なコミュニケーション。
156. Hyperadrenocorticism or Cushing's disease 副腎皮質機能亢進症orクッシング病 ACTH産生下垂体腺腫によるグルココルチコイド過剰症。
165. Hyposomatotropism 低ソマトトロピン症 身体発育ホルモン(somatomedins--ソマトメジン--)が正常値より低い。 ポメラニアンのアロペシアX(ポメハゲ)・成長ホルモン性脱毛
166. Hypothyroidism 甲状腺機能低下症 免疫性の破壊、無気力、体重減少、体重増加、皮膚炎、毛艶が悪くなる、脱毛 2歳以下の発症が多い、ホルモン剤の投与 多因子 多犬種
173. Intervertebral disc disease 椎間板ヘルニア
175. Iris atrophy 虹彩萎縮
184. Lacrimal duct atresia 涙腺管閉鎖症 根本的治療法ナシ 常染色体または多遺伝子遺伝の疑い ダックス、セター
193a. Lysosomal storage diseases ライソゾーム蓄積病(総称) 多くが常染色体劣性遺伝 ボーダーコリーCL(セロイドリポフスチン)症
199. Microphthalmia 小眼球症 *** ***
221. Osteochondritis dissecans 離断性骨端炎 ***
221a. Osteochondrosis 骨軟骨症 破骨細胞機能低下による全身性の骨硬化。 ***
223. Osteogenesis imperfecta 骨形成不全症
226. Otitis externa 外耳炎 外耳炎にかかりやすい体質 これ遺伝性なんです
230. Pannus パンヌス(慢性表在性角結膜炎) 角膜上皮下への血管侵入あるいは関節内の滲出物。免疫介在性。両目に起こることが多い。 ***
235. Patella luxation 膝蓋骨脱臼 パテラ ***
236. Patent ductus arteriosus 動脈管開存症 ***
256. Progressive retinal atrophy 進行性網膜萎縮(PRA) 網膜が徐々に萎縮する 失明 常染色体不完全優性 プードル、コーギー、ラブ、セッター、他多犬種
269. Retinal detachment 網膜剥離 *** ***
275. Sebaceous gland tumor 脂漏腺腫瘍 皮膚の脂腺から起こる腫瘍。 *** ***
294. Squamous cell carcinoma 扁平上皮癌、 有棘細胞癌 頭頚部扁平上皮癌、皮膚有棘細胞癌、子宮頚部扁平上皮癌、口腔内扁平上皮癌、など。
327. Ventricular septal defect 心室中隔欠損症 *** ***
330. von Willebrand's disease フォンウィルブランド病、偽血友病 血中フォンウィルブランド因子の欠乏が原因の、血小板粘着障害による先天性出血性疾患 *** ***
そのほかの遺伝性疾患
種類 疾 患 名 主 な 症 状 治療法 遺伝形態 主な該当犬種
235. Patella luxation 膝蓋骨脱臼 パテラ *** 多因子 ***
皮膚疾患 色素希釈性脱毛 ダイリューション遺伝子による脱毛、薄毛、毛丘疹、コメド 根本的治療法ナシ 常染色体劣性 ダックス、ドーベルマン、ミニピン、シュナウザー、ワイマラナー、ヨーキー
眼科疾患 緑内障
Glaucoma
*** 失明 多因子 全犬種
疾患 悪性高熱症 サクシニルコリンやガス麻酔薬に反応して起こる骨格筋異常。高熱、アシドーシス、横紋筋の融解、全身の骨格筋の拘縮、不整脈、腎不全を起こす 術前血液検査をクリアしたはずの犬が全身麻酔によって死亡するのがこれ AD (遺伝性疾患の関節の評価など)全身麻酔経験のある両親犬から生まれた子犬を求めることで回避できる
疾患 イベルメクチン不耐性(多剤耐性症)
Multidrug resistance
ほかにP-糖タンパクの基質となるビンクリスチン、ビンブラスチン、ドキソルビシンなどへも高い感受性を示す。 イベルメクチンはフィラリアの予防薬(第2世代) AR コリー系の遺伝病として有名
先天奇形 無汗性外胚葉性異形成 被毛低形成、汗腺低形成、歯欠損、歯奇形、色素が薄い、暑さに弱い、爪の異常 チャイニーズクレステッドドッグなどのヘアレス種の重症例 AD
XR
シェパード
脳神経 海綿状白質脳症 生後2〜9週で振戦を呈し、運動失調、麻痺、痙攣、脳神経障害 *** ミトコンドリア性 シェルティー、AUキャトルドッグ
内分泌 グリコーゲン貯蔵病儀 成長不良、筋肉の脆弱性、横臥、失神、てんかん発作 自己免疫も関与か。 常染色体劣性 ***
内分泌 グリコーゲン貯蔵病桟
Glycogen storage disease
筋肉型ホスホフルクトキナーゼ遺伝子のナンセンス変異 *PCR診断可能 常染色体劣性 ***
脳神経 ナルコレプシー
Narcolepsy
*** *** *** ダックス、ラブ、ドーベルマン
免疫機構の障害 重症複合免疫不全症
Severe combined immunodeficiency
*** *** *** ジャックラッセル、コーギー(カ)、バセット
免疫機構の障害 小胞形成異常
***
認知症、甲状腺の病気、心臓病、呼吸器疾患、糖尿病などの原因になる *** *** バセット
疾患 骨形成不全症
Osteogenesis Imperfecta
*** *** *** ビーグル
疾患 ピルビン酸キナーゼ欠損症
Pyruvate kinase Deficiency
*** *** 常染色体劣性 ウエスティ、バセンジー
腎尿路生殖器系疾患 腎嚢胞腺癌/結節性皮膚線維症
Renal cystadenocarcinoma/Nobular dermatofibrosis
*** *** *** シェパード
腎尿路生殖器系疾患 シスチン尿症
***
*** *** X連鎖劣性 ***
腎尿路生殖器系疾患 異所性尿管
***
*** *** 多因子 ***
疾患 膵臓の形成不全体質
***
体重減少、下痢 内分泌系の服薬有効。1歳以下の発症が多い 常染色体劣性 ***
先天奇形・染色体異常 口唇裂・口蓋裂
***
口蓋または口唇の裂傷。出生時。 *** 多因子 多犬種
筋骨格系疾患 レッグペルテス 股関節の異常形成。 *** 多因子 ポメラニアン・犬の画像とetc
筋骨格系疾患 股関節形成不全
***
股関節の異常形成。 *** 多因子 多犬種
筋骨格系疾患 椎間板ヘルニア
***
*** *** 多因子 多犬種
筋骨格系疾患 肘関節形成不全
***
*** *** 多因子 多犬種
筋骨格系疾患 橈骨の未発達
***
前肢の湾曲によるが、誤配列の場合もある *** 多因子 多犬種
筋骨格系疾患 軟骨無形成症
Achondroplasia
骨端の軟骨芽細胞の成長と成熟が遺伝的に阻害される。均整のとれない小ぶりなからだつき、大きな頭部、背腰部の後彎、小肢症、大きな腹部、泉門の癒合遅延、悪歯列 *** 常染色体優性 多犬種
筋骨格系疾患 環椎軸椎亜脱臼
Achondroplasia
第一頚椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)の靭帯の形成が弱い。頭部に触れられるのを嫌がる、歩行困難 外科手術 家族性 多犬種
免疫機構の障害 アトピー性皮膚炎
***
*** *** 多因子 多犬種
免疫機構の障害 毛嚢虫症
アカラス
常在寄生虫による皮膚炎 常在寄生虫による皮膚炎ということはつまり自然免疫の活動性が低いから発症する遺伝性疾患。自然免疫が正常でなければワクチン効果がうまく得られない(製品生ワクチンは免疫不全状態の犬への接種の安全性が通常保障されていないので要注意)
多犬種
免疫機構の障害 自己免疫性溶血性貧血
***
免疫機能が血細胞を攻撃、貧血。 自己免疫疾患は多因子疾患であり遺伝要因が発症に大きく寄与している。病気そのものが遺伝するのではなく、自己免疫疾患に対する感受性(かかりやすさ)が遺伝。遺伝素因があって、ウイルス感染や組織損傷のようなものが引き金となって疾患を発症する。 多因子 多犬種
免疫機構の障害 重症複合免疫不全
(SCID)
通常生後3週間で下痢、皮膚と耳感染症、呼吸感染症を起こす。抗生物質無反応。生後3-4ヵ月齢で細菌性あるいはウイルス性感染症(一般にジステンパー)で死亡 混合ワクチンを接種していても感染症に罹るため、ワクチネーションプログラムのミスと考えられるケースがある XR バセット
免疫機構の障害 類天疱瘡、水天疱瘡、水疱性天疱瘡 口腔、腋、そけい部、四肢に水泡と水泡性潰瘍。自己免疫疾患 *** 多因子 ***
疾患 マール カラーへの影響だけでなく、聴覚障害・小眼症・眼圧上昇・弱視を起こす。シングルマールの37%に難聴・色覚異常を示す。 根本的治療ナシ 常染色体不完全優性 ダックス、チワワ、ポメ、コリー等牧羊犬系、
遺伝性の可能性が高い、低い、いろいろ
種類 疾 患 名 主 な 症 状 治療法 遺伝形態 主な該当犬種
筋骨格系及び結合組織 歯列
***
不正咬合、乳歯遺残。オーバー・アンダーは遺伝しやすい。凸凹や乱ぐい歯は歯並びそのものではなく歯や顎の大きさ、形状が遺伝 *** 多因子 多犬種
生殖 出産困難
***
陣痛微弱、巨大児、胎児吸収、 *** 多因子 多犬種
筋骨格系及び結合組織 手指骨亜脱臼
***
*** *** 多因子 多犬種
筋骨格系及び結合組織 O脚、X脚
***
*** *** 多因子 多犬種
筋骨格系及び結合組織 臍ヘルニア、鼠径ヘルニア
***
*** 他の遺伝性疾患の合併症のケースもある。 多因子 *東海大学病院(人間用)「鼠径ヘルニア」

近親繁殖の弊害 外見上の奇形・・異常な小ぶり、胸が浅くなる、マズルが細くなる→下あごが薄くオーバーになりやすい、頭部が細くなる→神経質な気性、色素希釈、退色、陰睾丸、
内臓の奇形、
他の遺伝性疾患の合併症のケースもある。 おもに常染色体劣性、多因子 *大学の標本室など