| 犬種別遺伝性疾患(07年度登録頭数順) | 1位ダックスフント | 2位チワワ | 3位プードル | 4位ヨークシャーテリア | 5位ポメラニアン |
|---|
|
|
||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 形質 | 血管・血液 | 脳神経 | 筋骨格・結合組織 | 呼吸器 | 循環器 | 消化器 | 腎尿路 | 先天奇形 | 内分泌・代謝 | 眼・耳・鼻 | 腫瘍 | 皮膚 | アレルギー・免疫 | その他 |
| 番号 | 疾 患 名 | 主 な 症 状 | 備 考 | 遺伝形態 | 研究されている犬種 |
|---|---|---|---|---|---|
| 201 |
Elbow disease 肘関節疾患 |
前肢の形態異常と歩行障害、跛行の程度はさまざま | 先天性の肘の関節の疾患の総称。骨膜炎、関節炎。肘関節の断片化、軟骨様病変、軟骨の亀裂から内側鉤状突起の領域に病変。軽度でも将来的に変形性関節炎に進むケースが多い | unknown | 多 |
| 202 |
Elbow dysplasia 肘関節形成不全 |
前肢の跛行、運動不耐、関節炎 | 上腕骨と前腕骨をつなぐ肘関節の形成に異常ある状態(部分的な奇形) | unknown | レトリバー、ロット |
| 203 |
Elbow luxation 肘関節脱臼 |
外れた関節周囲の痛み、腫れ、機能障害、通常は両側性 | 肘の関節が完全に外れる。脱臼(だっきゅう、dislocation, luxation)とは、関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態。 腕尺関節脱臼、腕橈関節脱臼、多発性先天性骨格異常に伴う関節形成不全の3つのタイプに分類される。程度により完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)に分類される | unknown | キャバリア |
| 204 |
Elbow subluxation 肘関節亜脱臼 |
外れた関節周辺の痛み、腫れ、機能障害 | 肘の関節が不完全に外れる不完全脱臼 | unknown | * |
| 205 |
Elliptocytosis 楕円赤血球症 |
Genes: SPTB 貧血または溶血または両方と脾腫、肝脾腫 |
膜蛋白の異常で起こり赤血球が楕円型もしくは卵型で、赤血球表面積が減少するため脾臓の微小循環を通過するのに必要な赤血球の柔軟性が損なわれての脾臓内溶血。
多指などの先天性骨格異常が伴うこともある |
AD | * |
| 206 |
Encephalomyelopathy 脳脊髄障害 |
脳や脊髄になんらかの病的問題がある状態の総称 | 脊髄が障害を受けて生じる運動障害・感覚障害をみる病態。ミエロパシー | unknown | * |
|
Encephalomyelopathy and polyneuropathy 脳脊髄障害と多発性神経障害 |
起立不能 | 生後6週ころから不全まひ | AR | ハスキー | |
| 207 |
Endocardial fibroelastosis 心内膜線維弾性症 |
新生児期の哺乳不良、成長不良、心不全 | 心内膜の肥厚により心臓内腔が拡大するため収縮機能が著しく低下、予後不良 | unknown | グレデン |
| 208 |
Endotoxin shock エンドトキシン・ショック |
ショック状態 | 菌体内毒素。微生物の感染が体内の血液中に及び、侵入したグラム陰性菌が壊れ、グラム陰性菌の細胞壁にあるエンドトキシン(内毒素)という物質が多量に放出され、生体の免疫反応が亢進した際におちいるショック状態 | unknown | * |
| 209 |
Entropion 眼瞼内反症、睫毛内反症 |
逆まつげ | 逆まつげ | unknown | 多、猫、馬、羊 |
| 210 |
Epidermolysis bullosa 表皮水疱症 |
小さな外傷から水泡や潰瘍、爪の脱落 |
先天性および後天性の皮膚粘膜水疱症の総称。皮膚および粘膜の極度の脆弱性を特徴とし、多発性潰瘍が歯茎、硬・軟口蓋、唇の粘膜、頬粘膜および舌の背部に観察される 表皮水疱症とは表皮〜基底膜〜真皮の接着を担う接着構造分子が生まれつき少ないか消失しているため、日常生活で皮膚に加わる力に耐えることができずに表皮が真皮から剥がれて水疱や皮膚潰瘍を生じる |
unknown | * |
| 211 |
Epidermolysis bullosa, dystrophic 栄養障害型表皮水疱症 |
皮膚表面に水疱 |
Genes:COL7A1 表皮水疱症のうち基底膜と真皮の間で剥がれる病型 |
AR | 秋田犬、ゴールデン |
| 212 |
Epidermolysis bullosa, junctionalis, LAMA3 接合部型表皮水疱症 |
生まれつき顔、胴、四肢に色素沈着や脱毛症、びらんや萎縮性肌、爪ジストロフィー |
Gene: LAMA3 易感染性を示すタイプは予後不良。エナメル質形成不全を伴う軽症例で済むタイプもある。 表皮水疱症のうち表皮と基底膜の間で剥がれて水疱ができる病型 |
AR | Gポインター、雑種 |
| 213 |
Epidermolysis bullosa, simplex 単純型表皮水疱症 |
手足、顔、唇、耳の骨隆起、関節上の皮膚に水疱 |
1977年発行のアメリカ獣医師会雑誌によると診断された4頭のコリーのうち3頭が生後6ヵ月未満だった。水泡のほか脱毛症、紅斑、浮腫、紅斑、びらん、潰瘍、痂皮、萎縮、色素性変化。外傷に誘発されて水泡が出来るケースも確認されているもよう。 表皮水疱症のうち表皮が千切れて水疱ができる病型 |
unknown | コリー |
| 214 |
Epidermolysis bullosa, simplex, PLEC PLEC型単純表皮水疱症 |
唇・舌・鼻・パッド・腹部に表皮剥離疱疹・潰瘍 |
Gene: PLEC 生後すぐに発症がみられるようだ。あまりにも気の毒で正視困難な新生子画像アリ NCBIEpidermolysis bullosa simplex in sibling Eurasier dogs is caused by a PLEC non-sense variant. 通常安楽殺 |
AR | ユーラシア |
| 215 |
Epilepsy てんかん |
意識を失って反応のなくなるてんかん発作 | 脳細胞のネットワークに起きる異常な発火(てんかん放電)のためてんかん発作を来す疾患あるいは症状 | AR | 多 |
| 216 |
Epilepsy, benign familial juvenile 良性家族性若年性てんかん |
てんかん参照 |
Gene: LGI2 |
AR | 多 |
| 217 |
Epilepsy, generalized myoclonic, with photosensitivity 光感受性を伴うミオクローヌスてんかん |
てんかん参照 | 生後6週から18ヵ月の間に発症がみられているようだ。ヒトミオクローヌス癲癇のモデル的役割研究が期待される | AR | ローデシアンRB |
| 218 |
Episodic falling 発作性転倒 |
興奮や運動に誘発される発作、筋緊張 |
Gene: BCAN 1歳以前に発症 イギリス The Animal Health Trustにてキャバリアの遺伝子検査あり |
AR | キャバリア |
| 219 |
Epistaxis 鼻出血 |
鼻出血 | 2005年のノースカロライナ大学の調査で鼻出血の3割の犬がバルトネラ症(猫ひっかき病)感染に関与していた報告がある | unknown | * |
| 220 |
Exercise-induced collapse 運動誘発性虚脱 |
激しい運動後発熱、下半身の虚脱、痙攣。まれに死亡 |
Genes:DNM1 生後5ヶ月〜3歳くらいまでに発症 |
AR | ラブラドール、Cレトリバー |
| 221 |
Exfoliative cutaneous lupus erythematosus 剥離性皮膚エリテマトーデス |
全身に痂皮、膿疱、丘疹、紅斑、脱毛、跛行と関節痛のため猫背、低精子、発情周期異常、ループス腎炎 | 全身性エリテマトーデス、円板状エリテマトーデス、多形性紅斑より発症年齢が低い。非常に重度の皮膚病 | AR | GSポインター |
| 222 |
Exophthalmos with strabismus *眼球突出及び斜視 |
視力障害 |
一般的に眼窩が浅いことにより目玉が出っ張る状態をいう。二次的に角膜などの炎症やチェリーアイ 参考;Open Veterinary Journal (2015), Vol. 5 (英文pdf) 『Extraocular myositis in a female puppy』 |
unknown | パグ、シーズー、ゴル |
| 223 |
Exostosis, multiple 多発性外骨腫 |
骨の成長障害、骨変形、関節可動域制限、小ぶり、変形性関節症、末梢神経への圧迫症状 | 軟骨で覆われた骨の良性腫瘍。悪性腫瘍、軟骨肉腫になりやすい | ヒトではAD | ボーダー、デン |
| 224 |
Eye colour 目の色 |
青色の目 | 小眼球症関連転写因子MITFの役割の研究、ダルメシアンの青い目と感音難聴と白斑の関係性 | unknown | ダルメシアン |
| 225 |
Eye defects 眼欠損症 |
目の一部または全部の機能が欠損している状態 | 犬の遺伝性網膜変性は、進行性網膜萎縮症、網膜色素上皮ジストロフィー、先天性定常夜盲、昼盲などがある | unknown | おそらく全犬種 |
| 226 |
Factor VII deficiency 第��(だいなな)因子欠乏症 |
首から上の炎症や腫れ、血豆状のできもの、出血 |
Gene: F7 安定因子欠乏症。第�三�子が極端に欠乏した状態にならない限り死に至るほど重症なケースは比較的少ない。血液凝固のプロセスを加速する性質を持つたんぱく質の欠乏だが、いつのまにか怪我をして少量の出血があるが犬が気にしないなど明らかな症状が出にくく、動物病院で偶然に発覚するようなケースが多い。 血液中の凝固因子の先天的な欠乏(こういった病気の代表例は血友病)。凝固因子は12種類あり(第�困鮟�いて第�気�ら第�将靴泙�)その中のどれが欠乏しているかで症状が違う |
AR | ビーグル、バセット、マラミュート、エスキモー |
| 227 |
Factor X deficiency 第X(だいじゅう)因子欠乏症 |
比較的重度の内出血(あざ) | スチュアート-プラウアー因子欠乏症。症状は軽度から重度まで個体差があるが一般に血友病と比べると出血は軽度で、若いほどリスクが高く新生児死亡がよくある。軽度〜中程度で成犬に成長した犬は手術など特殊な場合を除きあまり出血が起きないことも。血液中に通常存在している血栓を形成するたんぱく質が欠乏することによる内出血 | ARか | Aコッカー、Eコッカー、ジャック、他テリア種 |
| 228 |
Factor XI deficiency 第�将�(だいじゅういち)因子欠乏症 |
外傷や抜歯、外科手術後の出血過多 |
Gene: F11 血漿トロンボプラスチン前駆物質(PTA)欠乏症、ローゼンタール症候群。出血はしばしば致命的。血液の凝固に必要なたんぱく質の欠乏だが内出血・自然出血はあまり見られない |
ARか | Eスプ、ケリーブルー、ピレ |
| 229 |
Factor XII deficiency 第�将�(だいじゅうに)因子欠乏症 |
血尿、血便、吐血、出血時間延長 | ハーゲマン因子欠乏症。吐しゃ物や尿や便に血が混じる程度で内出血も少なめ、怪我の時は血が止まりにくいかもしれない。他の血液凝固因子の欠乏症とは異なりよほどの大量出血でもなければ出血死のリスクが低めだが、血縁内(家族性)でフォンウィルブランド病・溶血性貧血・プレカリクレイン欠乏症の発症または同時発生の例あり | AR | プードル、バセンジー、Cシャーペイ |
| 230 |
Fanconi syndrome ファンコニ症候群 |
発育不全、多飲多尿、くる病、骨軟化症、筋力低下 |
腎近位尿細管の障害による糖尿、リン酸尿、汎アミノ酸尿、HCO3の喪失(尿中漏出症)。
シスチン尿症の他ウィルソン病や糖原病を合併することもある。またシスチン尿症が原因でファンコニー症候群が発生する場合は成長遅延と網膜に斑状の色素脱失があり進行性腎不全で早期死亡となりやすい |
常染色体性 | バセンジー |
| 231 |
Fibrodysplasia ossificans 進行性骨化性線維異形成症 |
ヒトでは生まれつき短く大きな爪と外反母趾があり学童期に最初の症状が現れる |
全身の結合組織が徐々に骨化する疾患。 似ている病気で症状の軽い疾患は線維性骨異形成。 |
ヒトではAD | Gシェパ、猫 |
| 232 |
Focal metatarsal fistula 局所性中足骨瘻孔 |
後ろ足の甲の上の部分に管状の穴がある状態 |
分泌物が出て感染、炎症、潰瘍化から歩行に支障が出る場合もあるが通常命に別状は無い。 瘻孔(ろうこう)は皮膚・粘膜や臓器の組織に、炎症などによって生じた管状の穴。体内で連絡するものと、体表に開口するものとがある |
unknown | Gシェパ |
| 233 |
Follicular dysplasia and interface dermatitis 同時濾胞性形成異常 *インターフェイス性皮膚炎 |
濾胞性異形成と界面皮膚炎が同時に起こる | 界面皮膚炎とはアトピーやアレルギー反応やSLEなど免疫反応に起因する真皮と表皮の境界部分(界面)の炎症性病変 | unknown | ボクサー |
| 234 |
Fragile site 脆弱部 |
様々 | 染色体上の脆く弱い部分。切断、転座、増幅、欠失などが起こりやすい部位 | unknown | * |
| 235 |
Fragmented coronoid process 断片化鉤状突起 |
前肢の痛み、跛行 | 肘関節形成不全。内側の鉤状突起が断片化した肘の発育不全で多くは両側性だが悪化程度が左右で違うと片側をかばうことも | unknown | チワワ、ラブ、バニ |
| 236 |
Fucosidosis, alpha α-フコシドーシス |
精神運動発達遅滞、小ぶり、易感染性、多発性骨形成不全、被角血管腫、関節拘縮、けいれん発作、肝脾腫、難聴、ヘルニア、視力障害 |
Genes:FUCA1 α-L-フコシダーゼ欠損による細胞ライソゾーム内へのオリゴ糖蓄積。ヒトの場合は2型に分けられることが多く進行の早い重症型と被角血管腫を伴う進行の緩やかな軽症型が知られる。被角血管腫とは表面に過剰な角化を伴う血管腫(丘疹)の一種で少し血の混じったかさぶたのようにしか見えないものもある(一般飼い主であれば命が危うい病気に関係性があると想像しにくい) |
AR | * |
| 237 |
Furnishings (moustache and eyebrows) 口ひげと眉毛 |
* |
Genes: RSPO2 * |
常染色体性 | * |
| 238 |
Galactosialidosis ガラクトシアリドーシス |
骨の変形、肝臓や脾臓の腫大、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、心不全、腎不全、呼吸障害や中枢神経障害(ミオクローヌス、けいれん発作) | ライソゾーム性保護蛋白質/カテプシンA(PPCA)の活性低下により非還元末端にシアル酸残基を持つオリゴ糖や糖蛋白質および糖脂質が分解されずに細胞内に蓄積して細胞が障害を受ける。ガングリオシドーシスと症状が似るがこちらはやや軽い | unknown | * |
| 239 |
Gallbladder mucoceles 胆嚢粘液嚢腫 |
黄疸(白目がわかりやすい)、嘔吐、食欲減退、元気消沈、胆のう炎→腹膜炎 |
Genes: ABCB4 chromosome: 7; Location: 7q21.1 肝臓内に胆汁がうっ滞する。合併症として膵炎、高脂血症、副腎皮質ステロイド過剰、甲状腺機能低下症、蛋白漏出性腎症、糖尿病、胆石症、胆嚢の運動障害など。初期症状のひとつとして食前の高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、高血清肝酵素の活動が一般的となるが臨床兆候は少なく見つけにくい |
AR | シェルティ |
| 240 |
Gangliosidosis ガングリオシドーシス |
若齢期の運動失調から始まり、けいれん発作、視力低下(失明)、痴呆様症状などを起こし早期死亡 | ガングリオシドのライソゾーム蓄積病。脂質代謝回路中の特定の酵素の欠損で脂質の一種であるガングリオシドが神経細胞などに異常に蓄積することで起こる。 | unknown | * |
| 241 |
Gangliosidosis, GM1 GM1ガングリオシドーシス |
腹水や四肢の浮腫、骨変形、その他ガングリオシドーシス参照 |
Genes:GLB1 GM1ガングリオシドβガラクトシダーゼ欠損症、ライソゾーム蓄積病 |
AR | * |
| 242 |
Gangliosidosis, GM2, generic GM2ガングリオシドーシス |
ガングリオシドーシス参照 | βヘキソサミニダーゼ欠損症、ライソゾーム蓄積病 | AR | * |
| 243 |
Gangliosidosis, GM2, GM2A deficiency GM2ガングリオシドーシスGM2A欠損症 |
ガングリオシドーシス参照 | ライソゾーム蓄積病 | AR | * |
| 244 |
Gangliosidosis, GM2, type I(B variant) ガングリオシドーシスGM2�儀� |
ガングリオシドーシス参照 |
Gene: HEXA テイ−サックス(Tay-Sachs)病 ライソゾーム蓄積病。ヘキソサミニダーゼ酵素の欠如に起因する様々な組織におけるGM2ガングリオシド(糖脂質の一種)の蓄積 |
AR | 狆 |
| 245 |
Gangliosidosis, GM2, type II(Sandhoff or variant 0) ガングリオシドーシスGM2�況� |
進行性の神経筋機能障害・成長障害 |
Gene: HEXB ライソゾーム蓄積病。ヘキソサミニダーゼ酵素の欠如に起因する様々な組織におけるGM2ガングリオシド(糖脂質の一種)の蓄積。 |
AR | トイプー、ゴル、猫 |
| 246 |
Gastric dilatation volvulus syndrome 胃拡張・捻転症候群 |
嘔吐→吐くそぶりがあるが吐けない→腹部膨満、ショック | 胃は食物が入ってくるともぞもぞと動き胃液を分泌して攪拌するように消化し、消化されたものを徐々に幽門から十二指腸へと送り出すが、何らかの原因で幽門が開かず胃内に食物が停滞するとその胃液やガスなどが溜まってしまい拡張する。拡張した胃は体内で隙間を求めて動きつまり回転をしてしまう。 | 多因子 | 多 |
| 247 |
Gastrointestinal stromal tumor 消化管間質腫瘍 |
主に小腸に腫瘍、4歳から15歳までに例があり平均発症年齢は10歳 |
Gene: KIT 別名消化管間葉性腫瘍、消化管間質性腫瘍、胃消化管間質腫瘍、胃腸間質性腫瘍。消化管壁の筋肉層から発生するがんで受容体型チロシンキナーゼの一種であるKIT蛋白(幹細胞因子受容体)を合成する遺伝子 c-kit変異によるkitたんぱく質過剰発現。ヒトの病気と原因や経過がほぼ同じなのでモデルになり得るが、(96年〜06年の46症例の結果)2010年発表のミシガン州立大学の研究では患犬の腫瘍の8割近くが小腸で2割弱が胃にできていた(ヒトでは胃6〜7割小腸2〜3割大腸と食道が5パーセントで50〜60歳代に多い)。 |
常染色体性 | 多、雑種 |
| 248 |
Gaucher disease, type I ゴーシェ病 �儀� |
斜視、成長遅延、けいれん発作、易骨折性、肝脾腫、血小板の減少、貧血 | グルコセレブロシターゼ低活性によるライソゾーム疾患。ヒトでは3型に分けられる常染色体潜性遺伝 | 単一遺伝子 | * |
| 249 |
Generalized PRA 進行性網膜萎縮症 |
進行性の網膜の萎縮、失明 |
Gene: CCDC66 * |
AR | シャーペンドース |
| 250 |
Genu valgum X脚 |
生後4ヶ月頃からの破行、後肢の変形、痛みの慢性化や歩行困難、変形性関節炎、股関節形成不全 |
外反膝(がいはんしつ)。膝がくっつき気味で脚の指先が外側に離れる変形的な骨格。単に骨格だけが遺伝したもの、他の疾患の影響を受けたもの、病的なほどではないものなどがある。
初期の頃はレントゲンでの診断は難しく、3DCTで大腿骨頸部と大腿骨骨幹部の角度(頸体角)、脛骨(けいこつ・膝から足首までの太い方・弁慶の泣き所がある方の長骨)上面と膝に接する面の角度などから確定診断 |
* | セントバーナード、大型犬 |
| 251 |
Gingival hypertrophy 歯肉肥大症 |
時間をかけて徐々に歯茎が固く腫れていき、歯茎が歯を覆ってしまい次第にものが噛めなくなる。その際痛みは少ないと考えられているが腫れた歯茎に食物が当たることで炎症を起こす場合も多くトラブルになりやすい。口腔内の清潔を日常的に保つことで将来の大きな腫れを防げるケースが多いようだ。抗けいれん薬の副作用でも起こりやすい。 | 歯肉増殖、歯肉肥厚とも。 | * | * |
| 252 |
Glaucoma, generic 緑内障 |
視野欠損、視力低下、眼圧の上昇などによる痛み、虹彩や毛様体の萎縮、水晶体や硝子体の変性など様々な変化 | 緑内障は網膜神経節細胞が死滅する進行性の病気 | unknown | 多 |
| 253 |
Glaucoma, primary closed-angle 原発性閉塞隅角緑内障 |
緑内障参照 | * | unknown | ダンディ |
| 254 |
Glaucoma, primary open-angle 原発性開放隅角緑内障 |
緑内障参照 |
Gene: ADAMTS10 先天性緑内障では前房隅角の奇形が特徴的 Vetgeneでビーグル遺伝子検査アリ |
AR | ビーグル |
| 255 |
Glaucoma, primary open angle, ADAMTS10-related ADAMTS10関連型 原発性開放隅角緑内障 |
* |
Gene: ADAMTS10 * |
AR | 柴、シーズー、ビーグル、Nエルク |
| 256 |
Glaucoma, primary open angle, ADAMTS17-related ADAMTS17関連型 原発性開放隅角緑内障 |
* |
Gene: ADAMTS17 元の病名Glaucoma, primary open angle, due to mutations in ADAMTS17(ADAMTS17における突然変異に起因する原発性開放隅角緑内障) |
AR | バセット |
| 257 |
Glioma susceptibility グリオーマ感受性 |
神経膠腫(グリオーマ)は脳に発生する悪性腫瘍 | * | unknown | 多 |
| 258 |
Glomerulonephritis 糸球体腎炎 |
体重減少、よく寝る、たんぱく尿などから悪化する | 腎糸球体の増殖性変化と機能障害を伴う疾患群。他の腎炎と同じく悪化するまでの症状が軽く見落としがち。感染症やメスの子宮蓄膿症やオスの前立腺疾患などと関連することも多い | unknown | * |
| 259 |
Glomerulonephropathy 糸球体腎症 |
乏尿、血尿、タンパク尿 | 免疫機能などが原因で起こる糸球体の炎症による腎炎。糸球体とは腎臓皮質にある腎小体の一部で毛細血管の球状のカタマリ。尿を作る最初の構造で犬の左右腎の糸球体数の平均は415,0002±130,000。この全糸球体の7割の機能が消失すると腎不全となる | AR | Bマスチフ、Fマスチフ、バニ |
| 260 |
Glossopharyngeal defect 舌咽欠損 |
上向きで内側にカールしている先のとがった舌 | 生存不能 | AR致死 | * |
| 261 |
Gluten-sensitive enteropathy グルテン過敏性腸症 |
離乳後の慢性下痢、食欲不振、小ぶり |
小麦グルテン蛋白による小腸吸収不全症なので対処法はグルテンフリーの食事継続 セリアック病、セリアックスプルー |
AR | Iセッター |
| 262 |
Glycogen storage disease I 糖原病�儀� |
小食、低血糖発作(月齢が進むと緩和される)、成長遅延、(鼻など)出血、肝腫大(腹部膨満)、高脂血症、高尿酸血症 |
Gene: G6PC フォンギールケ。glucose-6-phosphatase異常による肝腎型グリコーゲン蓄積症。多量のグリコーゲンが肝臓・腎臓に蓄積。 |
AR | * |
| 263 |
Glycogen storage disease �� 糖原病�況� |
初期は不眠と運動時の呼吸困難を含む筋力低下、肝・心腫大、心不全で早期死亡 |
Gene: GAA ポンペ病(ポンペは発見したオランダの医師の名)。酸性マルターゼ(a-グルコシターゼとも言う)欠損によるグリコーゲン蓄積症 |
単一遺伝子 | Fラップハウンド、Sラップハウンド |
| 264 |
Glycogen storage disease IIIa 糖原病IIIa型 |
肝腫大、筋力低下 |
Gene: AGL コリ病 |
AR | * |
| 265 |
Glycogen storage disease �� 糖原病�桟� |
運動中の筋痛(ただし一休み後には運動前に戻るので休憩を入れれば続行できる)、易疲労、筋強直。運動後のミオグロビン尿(非常に濃い色)。溶血傾向、高ビリルビン血症。血性クレアチンキナーゼ(CPK)の上昇。 |
Genes:PFKM 垂井病(最初に病気の報告をした垂井大阪大学名誉教授に因む)。筋ホスホフルクトキナーゼ欠損によるミオパチー |
AR | * |
| 266 |
Goitre, familial 家族性甲状腺腫 |
甲状腺の拡大、首の前の腫れ |
甲状腺腫とは甲状腺機能の異常が関連しているいないに関わらず甲状腺が拡大された状態の総称。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3395427/ 甲状腺代謝の原発性先天異常と血管発達過程の欠陥の関連性2012年の雑誌Journal of the American Animal Hospital Association(Vol. 48)に公開された研究 (生後4〜5ヵ月齢のリッター8頭のうち3頭の子犬の腹部子宮頸部領域に認められた両側皮下腫瘤の各種検査結果) 甲状腺ホルモンの血清濃度が基準範囲未満であった、大部分が腺の領域に重度に拡張した異常な脈管構造を有する拡大甲状腺と同定された、甲状腺腫の存在を除いて、甲状腺機能低下症の臨床徴候を示さなかった、1頭は動脈管開存症を併発、ほか |
unknown | PLシープドッグ |
| 267 |
Golden Retriever PRA 1 ゴールデンレトリーバーの進行性網膜萎縮症 1型 |
進行性の網膜萎縮による視力障害、失明 |
Gene: SLC4A3 SLC4A3型 スエーデンの研究 |
AR | ゴールデン |
| 268 |
Golden Retriever PRA 2 ゴールデンレトリーバーの進行性網膜萎縮症 2型 |
進行性の網膜萎縮による視力障害、失明 |
Gene: TTC8 TTC8型 新規変異 |
AR | ゴールデン |
| 269 |
Goniodysplasia, mesodermal 中胚葉性偶角(ぐうかく)形成不全 |
* | 前房形成異常による発達緑内障 | AR | ハスキー |
| 270 |
Granule cell type cerebellar hypoplasia 顆粒細胞型小脳低形成 |
臨床兆候が軽微でバランスが悪かったりわずかによろめく程度 | 小脳の運動を調整する場所の細胞の不完全な発達、枯渇によるが診断が困難。 組織学的にはプルキンエ細胞と髄質の行の間に顆粒細胞が欠如している狭いスペース | unknown | ビーグル |
| 271 |
Guillain-Barr-like polyradiculoneuropathy *ギラン・バレー様 多発神経根筋障害 |
* | * | unknown | * |
| 272 |
Haemangiosarcoma 血管肉腫 |
初期から中期までは食欲不振、嘔吐、下痢などの軽い消化器症状、末期に判別できる腫れ、貧血など | 血管の内側にできる悪性腫瘍で平均的な発症年齢は10歳前後。腫瘍の発生は脾臓付近が多く心臓に転移するケースも多。予後不良 | unknown | 多 |
| 273 |
Haemolytic anaemia 溶血性貧血 |
食欲不振、嘔吐、下痢、脱力感などから心拍数が増え運動機能の低下 |
溶血による貧血。いくつかの理由で赤血球が破壊されることを溶血と言う。破壊され損傷を受けた赤血球は脾臓・肝臓および骨髄における免疫系によって血液から除去される。赤血球は酸素を運ぶ働きを持つので全身の各機能の低下へと進む。予後不良。 4歳から5歳の発症が多くメス犬はオス犬の4倍ほどリスクが高い。 以下溶血貧血では蒼白や黄疸も代表的な症状だが犬ではわかりにくい(歯茎や白目で判断できるのだが)。ボストンテリアではAR |
単一遺伝子 | プードル、ビーグル、ボステリ、ラブ他多 |
| 274 |
Haemolytic anaemia, autoimmune 自己免疫性溶血性貧血 |
溶血による貧血 | 自己抗体によって自分の赤血球を通常より早く破壊し溶血を起こす。予後不良 | unknown | 多 |
| 275 |
Haemolytic anaemia, nonspherocytic 非球状性自己免疫性溶血性貧血 |
脾腫 |
PCVは30〜39%(正常、46〜56%)、赤血球は形態学的に正常で骨髄吸引検査により赤血球過形成が明らかに(88年ワシントン大学)
遺伝性溶血性貧血症例の末梢血赤血球を観察すると,典型的な小型球状赤血球症を呈する群と,これを認めない群とがある.前者を遺伝性球状赤血球症,後者を非球状赤血球性溶血性貧血という.この後者の病因は種々ではあるが,大別して, 1)膜異常症, 2)ヘモグロビン異常症, 3)解糖系酵素異常症が知られている. 1)としては,有口赤血球症,有棘赤血球症,楕円赤血球症, 2)としてはサラセミア,種々の異常ヘモグロビン症, 3)ではピルビン酸キナーゼ欠乏症などが該当する.→遺伝性楕円赤血球症 |
unknown | バセンジー、ビーグル |
| 276 |
Haemolytic anaemia, primary autoimmune 原発性自己免疫性溶血性貧血 |
薄い粘膜の崩壊(粘膜の薄い箇所からの出血)、元気消沈、寝てばかり |
原発性とは他の病気の結果として起こる病気ではなく、その病気自体が原因となるものを指すので、自己免疫の不具合が原因となって溶血性貧血を起こす病気 ステロイド系抗炎症薬の1つであるプレドニゾロンで軽快するようだ |
unknown | * |
| 277 |
Haemolytic uremic syndrome 溶血性尿毒症症候群 |
腹痛、血性下痢便、溶血による貧血。尿毒症(BUN高値)による意識障害 | 微小血管性溶血性貧血、急性腎不全および血小板減少症を特徴とする病態。分娩後腎不全や悪性高血圧に合併することもある。 | unknown | * |
| 278 |
Haemophagocytic syndrome 血球貪食症候群 |
* |
hemophagocytic syndrome 活性化マクロファージによる血球貪食性疾患 診断は骨髄穿刺の細胞診のようだ。96年血球貪食症候群が血球減少症の発症において重要な因子であり得ることを示唆した研究(感染症発症犬アリ) |
unknown | * |
| 279 |
Haemophilia A 血友病A |
ワクチン接種など注射後の腫れ・しこり、出血時間の延長、破行、関節炎 |
Genes:F8 第VIII因子欠乏による出血性疾患。新生児の臍帯出血過多、断尾・耳、狼爪切除時、歯の生え変わり時の出血量増大、爪切り時の出血など重症度には個体差が激しいがちょっとしたことでよく血が出る。日常の正常な動きで関節に継続的な出血が起こり(肘や膝など)関節炎へと移行する。X染色体連鎖劣性遺伝なので通常はオスに発生しメスはキャリアーだがまれに発症メスがいる |
XR | 多 |
| 280 |
Haemophilia B 血友病B |
血友病Aとほぼ同じもののほか、出血性の下痢、食欲不振、無気力 |
Genes:F9 第IX因子欠乏による出血性疾患、クリスマス病、トロンボプラスチンコンポーネント(PTC)欠乏症。体のサイズが小型・痩せ型になるほど破行が突然現れる傾向が見られる |
XR | 多 |
| 281 |
Hair, long 長毛 |
Hair lengthから名称変更。全身の被毛を指すコートに対してヘアーは一部分の被毛 |
Genes: FGF5 * |
常染色体性 | セント、ワイマ、他 |
| 282 |
Heart defect, congenital 先天性心疾患 |
脈拍の異常、成長遅延など心臓病の症状全般 | 先天的(生まれつき)に心臓に異常がある場合の総称 | unknown | 多 |
| 283 |
Heart defect, hypertrophic 肥大性心疾患 |
咳、息切れ、運動不耐性、突然死などの心臓病の症状 |
肥大型心筋症。通常左心室(肺から左心房を通った新鮮な血液を全身へ力強く送り出す部屋)の心筋細胞が肥大して心室壁が(心臓の内にも外にも)厚くなり拡張障害が起こる。
拡張期の短縮で全身に流れる血液量が不足したり心室から心房へ逆流したりして肺水腫からの呼吸困難、が生じるまで無症状(と感じられる)なことが多々ある。 大動脈弁付近の壁肥厚による閉塞性肥大型心筋症→ 心流出路狭窄による心拍出量低下 心尖部の壁肥厚による非閉塞性肥大型心筋症→ 心室筋肥大による左室拡張能の低下および不整脈 |
unknown | 多 |
| 284 |
Heat tolerance 暑さ耐性 |
* | * | 不明 | そり犬 |
| 285 |
Height, HMGA2 associated body size variation HMGA2関連 体型 |
病気ではない | 10番染色体の領域は最も高いレベルの遺伝的分化を有する。体重と耳の形状に大きく関連するSNPを同定 | 多因子 | 多 |
| 286 |
Hemangiosarcoma 血管肉腫 |
* | Haemangiosarcomaがあるのに??? Frank 要確認 | unknown | ゴル |
| 287 |
Hemeralopia 昼盲 |
明るい場所での視力が弱い | 錐体(コーン)変性、中央進行性網膜萎縮症(CPRA)。明るい所における視力が暗い所における視力より劣る症状で | unknown | プードル、グレデン |
| 288 |
Hemimelia 半肢症 |
正常構造の一部欠損を特徴とする先天性奇形 |
四肢の部分的またはすべての欠損。前肢後肢とも起きる。左右の肢の骨自体の長さや向きや骨の数など形状は対称・非対称どちらも見られる 手足の先天性分裂ectrodactyly、半径または尺骨の先天性分節欠損hemimelia、という使いかた |
unknown | 山羊、羊、牛 |
| 289 |
Hemivertebrae 半椎骨症、半側椎骨(はんそくついこつ) |
椎間板ヘルニアに似た症状 | 椎骨とは背骨を作っている骨のことで7個の頚椎、13個の胸椎(肋骨の部分)、7個の腰椎(脊髄は第6腰椎から第7腰椎付近まで延びている)、3個が癒合して1つの仙骨となっている仙椎(お尻のカーブのあたり)、20から24個の尾椎からなる。 | unknown | * |
| 290 |
Hepatic encephalopathy 肝性脳症 |
睡眠リズムの逆転、震え、意識の混濁・消失、視力障害、嚥下障害、強迫性歩行 | 肝不全による代謝不全が起こす精神神経症状 | unknown | * |
| 291 |
Hepatic encephalopathy, portosystemic 門脈体循環性脳症 |
肝性脳症参照 | 多くは門脈シャントからの発症。血管が肝臓を迂回しているため肝臓で解毒されるべき毒素が全身をめぐり脳に毒性を及ぼす | unknown | 多 |
| 292 |
Hepatic fibrosis, idiopathic 特発性肝線維症 |
食欲減退、腹水、肝性脳症、早期死亡 |
*liver fibrosis 通常の肝組織が非機能的な線維組織と置き換えられてしまう。発症は2歳未満 |
unknown | Gシェパ、牛 |
| 293 |
Hepatitis, chronic active 慢性活動性肝炎 |
食欲不振や嘔吐、昏睡、症状が出ない場合も多い | 肝細胞の変性、壊死。肝性脳症の主要原因の1つ。自己免疫によることもある。診断はトランスアミナーゼ高値変動、高γ-グロブリン血症を認めるなど。ヒトのC型肝炎参照 | 性染色体性か | * |
| 294 |
Hepatitis, copper-associated chronic *銅関連型慢性肝炎 |
食欲不振、嘔吐、肝硬変 | 肝臓での銅の代謝不良。2006年のラブラドール(2家系8頭・非血縁6頭)の発症犬の研究ではだいたい7歳前後で症状に気づいたとのこと | unknown | ラブ、ベド |
| 295 |
Hepatitis, neonatal 新生児肝炎 |
小ぶり、成長遅延、子犬期からの腹水や黄疸や便の色の異常、多尿(糖尿)、小肝 | 生後1ヶ月から16ヶ月の間に発症するものをいう。関連; 家族性慢性肝炎、自己免疫性慢性活動性肝炎、Hepatoportal 線維症、特発性肝線維症、主要な門脈形成不全、 門脈体循環シャント、肝血管異形成 | unknown | * |
| 296 |
Hernia, diaphragmatic 横隔膜ヘルニア |
呼吸困難、嘔吐、ショック。新生児では胸が大きくふくらみ腹はへこんでおり食欲不振の末早期死亡率が高い(産声をあげたとたんに見る見る弱ることも)。 |
体内で胸と腹を分け、呼吸をするための重要な横隔膜にはもともと数箇所に穴が開いて食道や血管を通しているがその穴が正常より大きかったり亀裂が入りすぎているような状態をいう。軽度であればとくにひどくならず一生を終えるケースも多いと考えられる。主に横隔膜から胃などが胸部に出てしまい呼吸が妨げられることが命を奪う。 先天的に横隔膜ヘルニアを持っていて、わりあい正常に成長してから胸部の打撲などで発症するケースもある(後天性ではなく遅発性)。 |
unknown | ゴル |
| 297 |
Hernia, generic ヘルニア |
場所によってさまざま。軽度であれば命に別条がないことも多いが進行も無論ある | ヘルニアとは体内の臓器などが本来あるべき部位から脱出した状態を指す。体腔内の裂隙に迷入したものを内ヘルニア、体腔外に逸脱したものを外ヘルニアと呼ぶ。腹部の内臓に多くみられ、例えば腹壁ヘルニアは、腹壁に生じた裂け目から腹部の内臓が腹膜に包まれたまま腹腔外に脱出するものである。(Wikipedia) | * | 多 |
| 298 | Hernia, hiatal 裂孔ヘルニア |
食後の嘔吐・逆流、呼吸困難 | 下部食道括約筋の障害。人間では横隔膜ヘルニア=子ども(子犬)、裂孔ヘルニア=大人(成犬)と呼んでいる。治療は外科手術で裂孔の閉鎖と胃腹壁固定 | unknown | Eブル |
| 299 |
Hernia, inguinal 鼠径ヘルニア |
鼠径部(股の付け根)に脱出するヘルニア。ヘルニア輪を通して腹腔内蔵器、特に小腸、腸間膜の一部、膀胱などが入り込み皮下に軟性・可移動性の腫れ。 | 腹圧がかかるとより重篤になることも | unknown | 多 |
| 300 |
Hernia, oesophageal hiatal 食道裂孔ヘルニア |
嘔吐、過流涎、逆流 | * | unknown | Cシャーペイ |