犬種別遺伝性疾患(07年度登録頭数順) | 1位ダックスフント | 2位チワワ | 3位プードル | 4位ヨークシャーテリア | 5位ポメラニアン |
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Sirius NO. |
OMIA -ID |
分類 | 疾患名 (英名) |
疾患名 (和名) |
主 な 症 状 | 備考 | 遺伝 形態 |
参考 |
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1 | - | 目 | Aberrant cilia |
睫毛異常 まつげいじょう |
まつげが異常に多い(重生)、目に向かって生える(乱生)、本来の場所以外から生える(異所性)など。流涙症の原因のひとつ。角膜を恒常的に傷つける状態が長引くと失明も。 | 毛抜きや鉗子で抜く。永久脱毛は外科手術。 | 遺伝と考えられている |
*和歌山市・アル動物病院 |
2 |
480 Wilson disease 270 Menkes syndrome |
代謝 | Abnormal copper metabolism |
銅代謝異常 どうたいしゃいじょう |
震え、長時間の散歩を嫌う、歩行障害、黄疸、血中GOT・GPTが上昇する、肝硬変になるなど肝臓に様々な障害。血尿、白内障。 | 食事療法、薬剤療法。完治は無い。 |
ウィルソン病 (Copper toxicosis)はAR、 メンケス病はXR |
*株バイオス研究所ベドリントンテリアの遺伝子検査 |
3 | - | 筋骨 | Abnormal dentition | 歯の異常 | 犬の永久歯は42本。常に舌先が出ている“舌チロ”は欠歯かサイズが小さすぎる。固いヒヅメを噛んで歯が折れるなど弱い。上下顎骨とのバランスも遺伝力を考慮する。他の病気に原因があって歯列が乱れることも多い。 | 歯周病ケアのため歯石除去など。 | 遺伝する |
*最近乳犬歯晩期残存による歯列異常が増加している |
4 | - | 腫瘍 | Acanthosis nigricans |
黒色表皮腫 こくしょくひょうひしゅ 黒色棘細胞増殖症 こくしょくきょくさいぼうぞうしょくしょう |
乳頭の黒色色素沈着、病巣部位はゆがんだ形で厚くざらざらする。 | 有棘細胞癌と扁平上皮癌はほぼ同義語。早期治療だと予後は良いが転移しやすい。 | 遺伝する |
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5 | 3 | 筋骨 | Achondroplasia |
軟骨無形成症 なんこつむけいせいしょう |
肘・膝・手根・足根の関節腫大が主な症状の骨端軟骨の形成不全。骨端の成長は緩やかで早期に停止。胎内死亡(死産)・新生児死亡。よく表れる症状として陰睾丸や発情異常などの生殖トラブル、悪い歯列、短すぎる四肢、気管支拡張症、関節障害、無呼吸・中耳炎等を含む呼吸器関連の問題、水頭症、腰椎の狭窄による歩行困難・排泄障害 。 | ダックスやコーギーやビーグルやバセットなど四肢の短めの犬種は軟骨異栄養型と呼ばれることもある。 | AD、AR、Xlink |
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6 | - | 皮膚 | Acne | にきび | 。 | 。 | 。 |
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7 | - | 皮膚 | Acral lick dermatitis |
肢端舐性皮膚炎 したんしせいひふえん |
前足などを犬自身が舐めすぎることによって起こる皮膚病 | 退屈をまぎらわすことが主原因と思われているが、末梢神経のトラブルがそもそもの発端なケースも多い(診断は難しいが)。エリザベスカラーなどで物理的に犬の口が届かないようにして様子を見る治療が代表的 | 。 |
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8 | - | 筋骨 | Acral mutilation |
?肢端離断 したんりだん |
。 | 。 | 。 |
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9 | - | 皮膚 | Acute moist dermatitis |
急性湿性皮膚炎 きゅうせいしっせいひふえん |
常に痒みを伴う。細菌は単純集落を形成し皮膚の内部にまで侵入することは通常ないが、ゴールデンレトリバーの顔面に出た場合は皮膚の深いところで膿皮症を伴うことがある。 | 病因となる細菌が病巣の表層に認められることが特徴的なので細菌だけが原因とされたり、アレルギー持ちであればアレルギーと診断されるだろう。 | 。 |
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9a |
886 8 Adrenal cortical atrophy (副腎皮質萎縮症) |
代謝 | Addison's disease (hypoadrenocorticism) |
アジソン病(副腎機能低下症) あじそんびょう(ふくじんきのうていかしょう) |
小ぶり、低筋力、低活動、食欲不振、下痢、嘔吐、発熱。皮膚や四肢の関節や口の中に色素沈着が見られる。 | 治療はステロイドホルモンの補充。完治は無い。 | AR、X-link |
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10 | - | 体質 | Allergies |
アレルギー あれるぎー |
。 | 。 | 。 |
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11 | 17 | 代謝 | Amyloidosis |
アミロイド症 あみろいどしょう |
末梢性感覚および運動神経障害、自律神経障害、心血管系および腎アミロイド。手根管症候群と硝子体異常も起こりうる。 | アミロイドーシス。アミロイドというたんぱく質が臓器に沈着し、その臓器が正常に機能しなくなる。臓器によって症状は様々だが、腎臓の場合はネフローゼや腎不全、心臓の場合は不整脈や心不全、神経症状としては失神、夜尿、感覚が鈍くなる、運動障害。 | 。 |
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12 | - | 代謝 | Anasarca |
全身浮腫 ぜんしんふしゅ |
心臓性は呼吸に異常があり一定の姿勢を続ける、腎性は尿量の減少、肝臓性は黄疸など。発熱・元気消沈・食欲減退を伴う。 | 血管外に血液中の体液が濾出し血管外の皮下組織に水分が過剰に溜まりむくみを起こす。 | 。 |
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13 | (372) | 血 | Anemia with chondrodysplasia |
???軟骨形成不全を伴う貧血
なんこつけいせいふぜんをともなうひんけつ |
。 | 。 | 。 |
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14 | - | 体質 | Anesthetic idiosyncracy |
麻酔特異体質 ますいとくいたいしつ |
。 | 。 | 。 |
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15 | - | 筋骨 | Anomaly of third cervical vertebra |
第3頚椎の異常 だいさんけいついのいじょう |
。 | 。 | 。 |
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16 | - | 奇形(目) | Anophthalmia |
無眼球症 むがんきゅうしょう |
。 | 。 | 。 |
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17 | - | 腫瘍 | Aortic body tumors |
大動脈体腫瘍 だいどうみゃくたいしゅよう |
。 | 。 | 。 |
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18 | - | 腫瘍 | Apocrine gland tumor |
アポクリン腺腫瘍 あぽくりんせんしゅよう |
。 | 。 | 。 |
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19 | - | 血管 | Arteriovenous fistula |
動静脈瘻 どうじょうみゃくろう |
病巣部位の痒み・痛み・熱、散歩や移動を嫌うなどから進行していく。血圧低下をカバーするため心不全を発症する。 | 動脈と静脈との間にできた異常な連絡通路を動静脈瘻という。病変部が温かく感じる程度のI期、病変部の拍動が見られるII期、痛み・出血・潰瘍・感染を伴うIII期、心不全の心配が高まるIV期へと進行する。病巣のできる部位によって、眼球周辺では失明、四肢では骨の異常・難治性の潰瘍・壊死など。 | 。 |
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20 | 32 | 筋骨 | Ataxia |
運動失調 うんどうしっちょう |
筋力の低下や麻痺などが認められないのに意思通りに運動(ただ動くこと)ができない状態。 | 症状はかなり幅がある。 | 。 | *立川察理様「神経病学ノート--運動失調症 ataxia 」 |
21 | - | 皮膚 | Atopic dermatitis |
アトピー性皮膚炎 あとぴーせいひふえん |
。 | 湿疹(皮膚の炎症)を伴うもののうち、アレルギー反応と関連があるものを言う。 | 。 |
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22 | 37 | 体質 | Atopy |
アトピー あとぴー |
。 | 。 | 。 |
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23 | - | 奇形 | Atresia of nasolacrimal puncta |
鼻涙管閉鎖症 びるいかんへいさしょう |
。 | 下眼瞼(puncta)。涙が鼻に通らずにあふれる。 | 。 |
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24 | 40 | 循環 | Atrial septal defects |
心房中隔欠損症 しんぼうちゅうかくけっそんしょう |
。 | 略称ASD。 | 遺伝性 |
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25 | - | 筋骨 | Avulsion fractures |
???剥離骨折 はくりこっせつ |
。 | 。 | 。 |
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26 | - | 腫瘍 | Basal cell tumor |
基底細胞腫 きていさいぼうしゅ |
。 | 。 | 。 |
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27 | - | 脳神経 | Bahavioral abnomalities |
?行動の異常 |
。 | 。 | 。 |
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28 | - | 奇形 | Bithoracic ectromelia |
和名 |
前肢骨が非常に小さいか、または欠けている状態。 | 。 | 。 |
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29 | - | 目 | Blepharospasm |
眼瞼痙攣 がんけんけいれん |
。 | 。 | 。 |
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30 | - | 目 | Blindness |
盲目 もうもく |
。 | 。 | 目が見えない状態の総称。 |
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31 | - | 内臓 | Bloat |
腹部膨満 ふくぶぼうまん |
胃拡張念転症候群。 | 。 | 。 |
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32 | - | 目 | Blue eyes |
青い眼 |
アデノウイルス??? | 。 | 。 |
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33 |
53 Billous pemphigoid antigen |
皮膚 | Bullous pemphigoid |
水疱性類天疱瘡 すいほうせいるいてんぽうそう |
皮膚に強い痒みを伴う水疱ができる。 | 免疫システムが崩れて皮膚を攻撃する抗体ができることが原因。 | 。 |
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34 | - | 心臓 | Bundle branch block |
脚ブロック きゃくぶろっく |
心拍の異常が見られる心臓の興奮伝導障害。右と左がある。 | 心室中隔欠損症や心筋炎などの症状のひとつとしても現れる。 | 。 | ヒトのブルガダ症候群・エブステイン奇型 |
35 | - | 心臓 | Bundle of His degeneration |
ヒス束変性症 ひすそくへんせいしょう |
。 | ヒス束とは房室結節からの信号を心室へ伝えるために介する、興奮伝導系。 。 | 。 | ビジュアル生理学「心臓の仕組みの説明」(ヒト) |
36 | 57 | 代謝 | Calcinosis circumscripta |
石灰症 せっかいしょう |
。 | 。 | 。 |
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37 | - | 腫瘍 | Cancer,bladder |
膀胱がん ぼうこうがん |
。 | 。 | 。 |
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37a | - | 心臓 | Cardiac valvular disease |
心臓弁膜症 しんぞうべんまくしょう |
。 | 。 | 。 |
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38 | 58 | 心臓 | Cardiomyopathy |
心筋症 しんきんしょう |
。 | 。 | 。 |
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39 | - | 腫瘍 | Carotid body tumors |
???頚動脈の腫瘍 |
。 | 。 | 。 |
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40 | 62 | 筋骨 | Carpal subluxation |
手根骨亜脱臼 しゅこんこつあだっきゅう |
。 | 。 | 。 |
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41 |
13 Alopecia |
皮膚 | Castration responsive dermatosis |
去勢反応性皮膚炎 きょせいはんのうせいひふえん |
。 | 。 | 。 |
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42 | 63 | 目 | Cataract |
白内障 はくないしょう |
若年性(目安として6歳以前)。水晶体の白濁。老齢性、糖尿病性、外傷性、内分泌性、中毒性の後天性のもの。 | 失明。PRAなど他の眼科疾患の合併症としても現れる。進行度合いが急であれば糖尿病も疑える。早期発見は内服薬と点眼薬で進行を遅らせる治療ができる場合も多い。 | 遺伝する |
*新庄動物病院「遺伝病第6回 (遺伝性眼疾患)」 *動物病院院長日記「05年12月17日・麻酔」 |
43 | - | 目 | Cataract with microphthalmia |
小眼球症を伴う白内障 しょうがんきゅうしょうをともなうはくないしょう |
。 | 。 | 。 |
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43a | - | 免疫 | Cell-mediated immunodeficiency |
細胞性免疫不全症 さいぼうせいめんえきふぜんしょう |
成長が遅い、下痢や嘔吐。幼犬期にさまざまな感染症で多くが生後3〜4ヶ月までに死亡する。ワクチン接種で肺炎などが起きる。 | 原発性免疫不全症候群のひとつ。、細菌、真菌、ウイルスのいずれにも易感染性(感染しやすい)を示す。 | 遺伝する |
*ペットガーデン獣医日誌「犬遺伝病7 重症複合免疫不全症 Sever Combined Immunodeficiency(SCID)」
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44 | - | 皮膚 |
Cellulitis (folliculitis and furunculosis) |
蜂窩織炎 ほうかしきえん |
皮膚の深部から皮下脂肪組織にかけての、細菌による化膿性炎症。 | 。 | 。 |
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45 | 67 | 脳神経 | Cerebellar cortical abiotrophy |
小脳性皮質萎縮症 しょうのうひしついしゅくしょう |
。 | 。 | 。 |
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46 | 68 | 脳神経 | Cerebellar degenetation |
小脳変性症 しょうのうへんせいしょう |
。 | 。 | 。 |
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47 | - | 脳神経 | Cerebellar and extrapyramidal abiotrophy |
和名 |
。 | 。 | 。 |
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48 |
69 Cerebellar degeneration |
奇形(脳) | Cerebellar hypoplasia |
小脳低形成 しょうのうていけいせい |
。 | 。 | 欠陥遺伝子とみなす。 |
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49 | - | 脳神経 | Cerebrospinal demyelination |
脳脊髄の脱髄症 のうしんけいのだつずいしょう |
。 | 。 | 。 |
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50 | - | --- | Cervical disc disease |
和名 |
。 | 。 | 。 |
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51 | - | --- | Cervical vertebral malformation or instability |
和名 |
。 | 。 | 。 |
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52 | - | 目 | Choroidal hypoplasia |
脈絡膜形成不全 |
視野の欠損、若年性白内障、緑内障など。 | 脈絡膜とは強膜と網膜の間にあり網膜への栄養補給に重要な役割を果たす。毛様体、虹彩とともに眼球血管膜(ぶどう膜)という。 | 。 | ヒトのチャージ症候群→コロボーマ(目の構造物の奇形)・口唇裂・口蓋裂・難聴を伴う耳の異常・耳孔閉鎖・成長の遅れ・中枢神経の異常・先天性心奇形が現れる疾患 |
53 |
250 Kartagener syndrome |
細胞の | Ciliary dyskinesia |
線毛機能不全症 せんもうきのうふぜんしょう (カルタゲナ症候群) |
慢性の気管支炎、肺炎、気管支拡張、不妊(精子の不活発)、内臓逆位。 | immotile cilia syndrome(線毛不動症候群) | AR | ビションフリーゼ、ドーベルマン |
54 | 75 | 奇形 | Cleft lip |
口唇裂 こうしんれつ |
上唇に縦に切れ目が入り、離れている状態。みつくち。鼻がまっぷたつ、歯茎まで割れている、こともある。不正歯列。 | 他の病因があるケースの口唇裂は、しばしば内臓など別の部位にも奇形がある。口蓋裂を伴うこともある。 | 環境要因と遺伝要因 |
*“口唇裂 犬”画像検索
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55 | 76 | 奇形 | Cleft palate |
口蓋裂 こうがいれつ |
新生児の鼻からミルクがこぼれている様子などで気付く。口蓋(上顎)が生まれつき裂けている状態。不正歯列と上顎の劣成長。 | 他の病因があるケースの口蓋裂はしばしば内臓など別の部位にも異常がある。乳児期には乳の飲みが悪く誤嚥性肺炎(別名嚥下性肺炎または吸引性肺炎)を起こし死亡もある。普通顎の力も弱い。 | 環境要因と遺伝要因 |
*“口蓋裂 犬”画像検索
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56 | - | --- | Coliform enteritis |
大腸菌腸炎 だいちょうきんちょうえん |
???。 | 。 | 。 |
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57 | - | 呼吸器 | Collapsed trachea |
気管虚脱 きかんきょだつ |
咳、呼吸困難。肥満・引っ張り癖でさらに悪化。気管を形成する軟骨リングの奇形で、輪状の気管が扁平化することで起こる。 | 糖質コルチコイド、抗生物質の投与で症状の軽減を試み、呼吸困難には酸素治療を併用する。外科的治療もあるが難易度が高い手術なので一般的でない。 | 多因子、環境 | 。 |
58 | 87 | 目 | Collie eye anomaly |
コリー目異常 こりーめいじょう |
。 | 。 | AR |
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59 | 88 | 目 | Coloboma |
コロボーマ ころぼーま |
眼球組織の一部の欠損を生じる先天異常。 | 。 | 多因子。欠陥遺伝子とみなす。 |
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60 | - | 目 | Coloboma with aphakia |
無水晶体症 むすいしょうたいしょう |
。 | 。 | 。 | 日獣会報 4.IOLの必要性―「開眼手術」と「視覚を回復させるための手術」の違い― |
61 | - | 皮膚 | Color mutant alopecia |
毛色変異性脱毛症 けいろへんいせいだつもうしょう |
皮膚が乾燥し脱毛が起こる。さめ肌。生後6ヶ月すぎ〜3歳くらいの間にブルー(黒の希釈)かフォーン・イザベラ(チョコの希釈)などダイリュートの犬に発症。 | 根本的治療無し。痒み止めに薬用シャンプー。別訳・色調突然変異性脱毛。毛嚢炎などの診断では抗生物質で一時解決されるが脱毛したまま。診断:顕微鏡検査か皮膚生検にてメラニン分配が不規則であれば。ブルードーベルマン症候群。 | 毛色希釈遺伝子AR |
*Canine Inherited Disorders Database「colour dilution alopecia」
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61a |
239 Immunodeficiency |
免疫 | Combined immunodeficiency |
複合型免疫不全 ふくごうがためんえきふぜん |
。 | T細胞およびB細胞の欠陥により生じる免疫不全症。 | 。 |
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61b |
54 C3 deficiency |
免疫 | Complement deficiency |
補体欠損症 ほたいけっそんしょう |
。 | 欠損する成分により免疫不全、腎疾患、関節炎など各種疾患の合併が見られる。 | 。 |
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62 | - | 目 | Conjunctivitis |
結膜炎 けつまくえん |
。 | 。 | 。 |
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63 | - | --- | Conus septal defect |
和名 |
。 | 。 | 。 |
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64 | - | 代謝 | Copper storage abnomalityin liver |
???銅蓄積肝臓異常 |
。 | 。 | 。 | #2参照 |
65 | 94 | 目 | Corneal dystrophy |
角膜ジストロフィー かくまくじすとろふぃー |
角膜に白濁(成分は通常コレステロール)が出来、タイプによっては不快感・苦痛・視力の低下が起きる。濁った部分を切除するとしばしば再発する。 | 角膜変性症。いくつかのタイプがある。タイプ・犬種によって症状に差があり遺伝形態も異なる。病変は目に出るが代謝に原因。 | AR、XRなどが知られている。欠陥因子とみなす。 |
*“Corneal dystrophy dog”画像検索 |
66 | - | 目 | Corneal leukomas |
???和名 leukomas白質??? |
角膜の白質異常蓄積。 | 。 | 。 |
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67 | - | 目 | Corneal ulcer,superficial |
表在性角膜潰瘍 ひょうざいせいかくまくかいよう |
。 | 。 | 。 | 名古屋市エム動物病院「角膜潰瘍」 |
68 | 97 | 筋骨 | Craniomandibular osteopathy |
頭蓋下顎骨症 とうがいかがくこつしょう |
4〜7ヶ月で発症、激しい痛み。 | 痛みをコントロールする治療。 | 多因子。欠陥因子とみなす |
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69 | 98 | 奇形(骨) | Cranioschisis |
頭蓋裂 とうがいれつ |
生存不能。 | 二分頭蓋。 | 多因子。欠陥因子とみなす |
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70 | 100 | 奇形(生殖) | Cryptorchidism |
停留睾丸 ていりゅうこうがん |
。 | 。 | 多因子、近交。欠陥因子とみなす |
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松果体pineal body | 脳下垂体Pituitary gland | 副腎adrenal gland | 甲状腺thyroid gland | 副甲状腺parathyroid gland | 膵臓pancreas | 精巣 | 卵巣 | |||
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松果体は2つの大脳の間に位置する小さな内分泌器官 | 脳下垂体(下垂体)は第三脳室の下に接していて、他のホルモン分泌を調整する内分泌器官 | 副腎は腎臓のすぐそばに合計2個ある内分泌器官 | 甲状腺は首の前の方(のど)にある内分泌器官 | 副甲状腺は上皮小体ともいう甲状腺に隣接する内分泌器官 | 膵臓は | 精巣は精子を作り出し、アンドロゲンを分泌する内分泌器官 | 卵巣は卵を作り出し、卵巣は、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌する内分泌器官 | |||
前葉anterior pituitary | 中間葉 | 後葉Posterior pituitaryまたはNeurohypophysis | 副腎皮質Adrenal cortex | 副腎髄質Adrenal medulla | ||||||
メラトニン | 副腎皮質刺激ホルモン 成長ホルモン 催乳ホルモン(プロラクチン) 甲状腺刺激ホルモン 卵胞刺激ホルモン 黄体刺激ホルモン |
色素細胞刺激ホルモン | オキシトシン(子宮の収縮) バソプレシン(抗利尿ホルモン) |
アルドステロンとコルチゾールのそれぞれを含む鉱質コルチコイドと糖質コルチコイド | アドレナリン | サイロキシン(T4) トリヨードサイロニン(T3) カルチトニン |
パラソルモン | インスリン | アンドロゲン (に属するテストステロン) |
エストロゲン プロゲステロン |
両生類には色素細胞に対する退色作用が確認されている | 皮かわ 外側 | 髄ずい 内側 | アンドロゲンは卵胞刺激ホルモン(FSH)と共同して精子形成の維持に関与し、視床下部の負のフィードバック作用を介して下垂体前葉からの黄体形成ホルモン(LH)の分泌を抑制する 雄では主に精巣のライディッヒ細胞から分泌される。雌では卵巣内の卵胞の顆粒層細胞から分泌されるアンドロゲンは卵胞内の卵胞上皮細胞で芳香環化されてエストロゲンに変換される |
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副腎皮質機能亢進 | 副腎皮質機能低下 | |||||||||
尿崩症 | クッシング症候群 | アジソン病 | 全身性テタニー | 糖尿病 | 精巣腫瘍 | 乳腺腫瘍 |