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SiriuDog 281〜334 ●分類別-筋骨格 検査機関一覧 国内遺伝子検査病気一覧 国内遺伝子検査犬種別 遺伝病用語解説
犬種別遺伝性疾患(07年度登録頭数順) 1位ダックスフント 2位チワワ 3位プードル 4位ヨークシャーテリア 5位ポメラニアン


Dog Genetic disorder

2017年9月現在で707種確認されている犬の遺伝形質、遺伝性疾患
のうち、主に筋骨格・結合組織に関するもの

作成    2006年12月
最終更新  2017年9月

・OMIAOnline Mendelian Inheritance in Animals 犬の遺伝形質
http://omia.angis.org.au/
リストの病名・代表的な症状・遺伝形式・よく研究されている犬種や動物種の和訳とメモ

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38
60 114 83 6 35 22 30 58 85 79 23 35 15 24
形質 血管・血液  脳神経 筋骨格・結合組織 呼吸器 循環器 消化器 腎尿路 先天奇形 内分泌・代謝 眼・耳・鼻 腫瘍 皮膚 アレルギー・免疫 その他


筋骨格・結合組織     83(1)
通番 疾 患 名 主 な 症 状 備     考 遺伝形態 主な該当犬種
1 Acetabular dystrophy
寛骨臼(かんこつきゅう)ジストロフィー
参照:
股関節形成不全
寛骨臼とは大腿骨頭の受け皿部分の骨のくぼみのことで、ジストロフィーは異栄養による組織の萎縮などの意味。
股関節は寛骨臼と大腿骨頭が組み合わされ関節部分が球状(球関節)になっている。
* *
3 Achondroplasia
軟骨無形成症
よく表れる症状として陰睾丸や発情異常などの生殖トラブル、悪い歯列、短すぎる四肢、気管支拡張症、関節障害、無呼吸・中耳炎等を含む呼吸器関連の問題、水頭症、腰椎の狭窄による歩行困難・排泄障害 四肢短縮型小人症。肘・膝・手根・足根の関節腫大が主な症状の骨端軟骨の形成不全。骨端の成長は緩やかで早期に停止。胎内死亡(死産)・新生児死亡 AD *
23 Amelogenesis imperfecta
エナメル質形成不全症
すき歯、欠歯、早期歯の喪失 Gene: ENAM
エナメル質の発達に関与する遺伝子のうちENAMの変異はエナメル質形成が阻害される。変異の影響を受けた歯は表面が粗く茶色がかっていてサイズが小さい。通常より歯の間隔が広いとエナメル質が年齢より早く磨耗する
AR イタグレ、Sプー
31 Ankylosing spondylitis (AS)
強直性脊椎炎
背部痛、微熱、元気食欲不振、体重減少、貧血 略称AS。合併症として急性虹彩炎(前部ぶどう膜炎)、尿と便のおもらし、椎骨骨折や亜脱臼、大動脈弁閉鎖不全。体軸骨格や末梢大関節の炎症によって特徴づけられる全身性リウマチ性障害 常染色体性、unknown ボクサー
39 Arthritis
関節炎
肩の関節に炎症を伴う病気があれば前足を外側から中に回し入れるように歩いたりなど部位によって様々だが基本的には腫脹、圧痛、こわばり、可動域制限 股関節形成不全や膝蓋骨脱臼などを含む関節の病気の総称。このような遺伝性疾患も見逃さないためにドッグショーで歩様審査があると言える。 常染色体性、unknown
84 Calcification of intervertebral discs
椎間板カルシウム沈着(石灰化)
椎間板ヘルニアの症状の軽度なもの 椎間板の軟部組織(髄核か)にカルシウムが沈着し石灰化することで椎間板ヘルニアへ移行しやすくなる。12〜18ヶ月に起こることが多く数日間階段を嫌ったり元気消沈したり稀に血尿もあるがすぐに快復したように見える 常染色体性、unknown ダックス
85 Calcinosis circumscripta
限局性石灰沈着症
体表面に現れる小さめの白い瘤・できもの、刺すような痛み 舌や四肢・関節にできることが多い、肉球に出来た例、脊椎に沿って出来た例もある。『犬の舌筋と真皮における限局性石灰沈着症の1例』(CiNii)http://ci.nii.ac.jp/naid/110003886423 常染色体性、unknown ボルゾイ、Eポインター、Gシェパ、グレートデン
90 Carpal subluxation
手根骨亜脱臼
手首を大きく曲げてペタペタと歩く(地面に着く面が大きい)、痛みを訴えないこともある、たいてい両側性 重症例では手根球(一番上の小さい肉球)まで完全に地面に着く。手根(しゅこん=手首)を形成する7個の短骨を手根骨という。亜脱臼はレントゲンで診断されにくいことと、子犬の頃に発症するため成長の一環??などといった説明を獣医師からなされるケースもあるようだ AD,AR,X-link Gシェパ、ラブ
106 Chondrodysplasia
軟骨形成不全
体型のアンバランス、成長遅延、小ぶり(小人症)、骨が曲がる、易骨折性 Genes: FGF4
軟骨を含む骨端板が新しい骨細胞をつくらず、骨の成長が阻害される
AD,AR ラブ、ピレ
107 Chondrodysplasia, disproportionate short-limbed
*軟骨形成不全 短足
極端な短足 Genes: FGF4
軟骨を含む骨端板が新しい骨細胞をつくらず、骨の成長が阻害される
2013/12追加
AR Nエルクハウンド
108 Chondrodysplasia, Labrador
ラブラドール軟骨形成不全
体型のアンバランス、成長遅延、小ぶり(小人症)、骨が曲がる、易骨折性 Genes: FGF4
軟骨を含む骨端板が新しい骨細胞をつくらず、骨の成長が阻害される
AR ラブ、ピレ
109 Chondrodystrophy
軟骨ジストロフィー
筋強直(ミオトニー) 骨軟骨形成不全症、参考;Hurler症候群(ムコ多糖症の代表疾患) 常染色体性、unknown ビーグル、グレイハウンド
151 Coxofemoral dysplasia
股関節形成不全
跛行(ハコウ)、モンローウォーク、段差嫌い、歩行困難 Hip dysplasia参照 * 常染色体性、unknown
152 Coxofemoral luxation
股関節脱臼
跛行、うさぎ跳び様歩行、など 大腿骨が骨盤の中の寛骨臼から外れた状態 * 常染色体性、unknown
160 Cystic bone lesions
*嚢胞性骨組織障害
病変付近の関節の腫れ・痛み・こわばり、易骨折性、嚢胞が小さいうちは無症状 若いうちに発症しやすい。犬の嚢胞性骨病変は無色透明の流体を含む単純な骨嚢胞、血液を含んだ動脈瘤嚢胞、関節の軟骨の亀裂から液漏れを起こした関節液が含まれる軟骨下嚢胞の3種類がある。
嚢胞(のうほう)とは軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物を指す(この内容物が固体だと嚢腫と言う)。
また骨組織とは中肺葉由来の骨を形成する結合組織のことでカルシウムを含む硬い骨質と内部の骨細胞で作られている。大腿骨に嚢胞性病変ができて骨折した例がドーベルマンにある
unknown ドベ
171 Dental hypomineralization
歯の低石灰化
歯の磨耗、歯肉炎 エナメル質の石灰化不全。薄茶色に着色され溶けたように見える AR ボーダー
176 Dermoid sinus
類皮洞
軽度〜重度まで様々な脊髄の炎症、神経系の異常 Genes: FGF4, FGF19, FGF3, ORAOV1(すべて18番染色体)
正中線上(背)の皮膚の一つまたは複数の小さな空洞。洞が外に開口していなければ頻繁に見過ごされ炎症を起こしたり、炎症部分や洞部位が脊髄に影響を及ぼすと神経系トラブルとなりうる。ローデシアン・リッジバックのリッジ(背中の逆毛)に多発
AD ローデシアン・リッジバック
190 Dysplasia epiphysealis hememelica
*骨端半肢異形成
主に成長期に起こり最初は非対称性、徐々に下肢の内側関節の痛み・腫れ・変形・両足の長さの不一致、骨端の肥大 トレバー‐フェアバンク病。パテラ、骨軟骨腫を引き起こすこともある unknown ボクサー
201 Elbow disease
肘関節疾患
前肢の形態異常と歩行障害、跛行の程度はさまざま 先天性の肘の関節の疾患の総称。骨膜炎、関節炎。肘関節の断片化、軟骨様病変、軟骨の亀裂から内側鉤状突起の領域に病変。軽度でも将来的に変形性関節炎に進むケースが多い unknown
202 Elbow dysplasia
肘関節形成不全
前肢の跛行、運動不耐、関節炎 上腕骨と前腕骨をつなぐ肘関節の形成に異常ある状態(部分的な奇形) unknown レトリバー、ロット
203 Elbow luxation
肘関節脱臼
外れた関節周囲の痛み、腫れ、機能障害、通常は両側性 肘の関節が完全に外れる。脱臼(だっきゅう、dislocation, luxation)とは、関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態。 腕尺関節脱臼、腕橈関節脱臼、多発性先天性骨格異常に伴う関節形成不全の3つのタイプに分類される。程度により完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)に分類される unknown キャバリア
204 Elbow subluxation
肘関節亜脱臼
外れた関節周辺の痛み、腫れ、機能障害 肘の関節が不完全に外れる不完全脱臼 unknown *
223 Exostosis, multiple
多発性外骨腫症、多発性外骨腫
骨の成長障害、骨変形、関節可動域制限、小ぶり、変形性関節症、末梢神経への圧迫症状 軟骨で覆われた骨の良性腫瘍。悪性腫瘍、軟骨肉腫になりやすい。 ヒトではAD *
231 Fibrodysplasia ossificans
進行性骨化性線維異形成症
ヒトでは生まれつき短く大きな爪と外反母趾があり学童期に最初の症状が現れる。死亡。 全身の結合組織が徐々に骨化する疾患。
似ている病気で症状の軽い疾患は線維性骨異形成
ヒトではAD *
232 Focal metatarsal fistula
局所性中足骨瘻孔
後ろ足の甲の上の部分に管状の穴がある状態 分泌物が出て感染、炎症、潰瘍化から歩行に支障が出る場合もあるが通常命に別状は無い。
瘻孔(ろうこう)は皮膚・粘膜や臓器の組織に、炎症などによって生じた管状の穴。体内で連絡するものと、体表に開口するものとがある
unknown Gシェパード
235 Fragmented coronoid process
断片化鉤状突起
前肢の痛み、跛行 肘関節形成不全。内側の鉤状突起が断片化した肘の発育不全で多くは両側性だが悪化程度が左右で違うと片側をかばうことも * チワワ、ラブ、バニ
250 Genu valgum
X脚
生後4ヶ月頃からの破行、後肢の変形、痛みの慢性化や歩行困難、変形性関節炎、股関節形成不全 外反膝(がいはんしつ)。膝がくっつき気味で脚の指先が外側に離れる変形的な骨格。単に骨格だけが遺伝したもの、他の疾患の影響を受けたもの、病的なほどではないものなどがある。
初期の頃はレントゲンでの診断は難しく、3DCTで大腿骨頸部と大腿骨骨幹部の角度(頸体角)、脛骨(けいこつ・膝から足首までの太い方・弁慶の泣き所がある方の長骨)上面と膝に接する面の角度などから確定診断
* セントバーナード、大型犬
251 Gingival hypertrophy
歯肉肥大症
時間をかけて徐々に歯茎が固く腫れていき、歯茎が歯を覆ってしまい次第にものが噛めなくなる。その際痛みは少ないと考えられているが腫れた歯茎に食物が当たることで炎症を起こす場合も多くトラブルになりやすい。口腔内の清潔を日常的に保つことで将来の大きな腫れを防げるケースが多いようだ。抗けいれん薬の副作用でも起こりやすい。 歯肉増殖、歯肉肥厚とも。 * *
306 Hip dysplasia
股関節形成不全
段差を嫌がる、モンローウォーク、うさぎ跳び様歩様、歩行困難。真っ直ぐ自然に起立した状態で横から見ると手足の付け根の幅より手足先の幅が小さい 股関節の形態的(解剖学的)な異常
JAHD「股関節形成不全とは」
多因子+環境要因 *
359 Incomplete ossification of the humeral condyle
上腕骨顆の不完全骨化
肘の腫れ・痛み、跛行 上腕骨顆(じょうわんこっか)は内側上顆および外側上顆の間にある下端部全体。生後8~12週頃に骨の融合が完成するがその際の融合不全 unknown ロット、ラブ、Sスパニエル、スパニエル系
374 Lameness
跛行
歩行障害の研究 新たな跛行の評価方法につながる片側肘変形性関節症の犬からの一連のデータなど(PLoS One. 2017 Jan) unknown *
378 Legg-Calve-Perthes disease
レッグペルテス
後足の痛み、引きずり、散歩嫌い、腰以下の骨格の変形 大腿骨頭骨端への血液の供給が不十分なために無菌性壊死が起こる。一般的には生後4,5ヶ月〜10ヶ月頃までに目立つ症状が見られる。レントゲンで診断できる 常染色体性(ARの場合あり) 小型
404 Medial coronoid disease
内側鉤状疾患
前肢の歩行不安・跛行、頭部を上下に揺らして歩く 肘関節疾患の原因の一つ。内側鉤状(突起)とは上腕骨(肩から肘までの長骨)と尺骨(肘から手首まで2本あるうち小指側の長骨)と橈骨(とうこつ、尺骨の隣の長骨)が形成する関節の鉤(かぎ)形の部位。関節軟骨と軟骨下骨の両方に病変があり多因子性病因を有するが、既知の原因因子と疾患との関係は2013年現在解明されていない。治療は外科手術推奨 unknown ラブ、ゴル
412 Mislocated polydontic maxillary incisor teeth
???歯並び???切歯
前歯の本数が多い、前歯の中央の歯茎から正常な歯よりやや短い根を持つ異常な歯が生えている状態 ※未検証※  Mislocated→間違った位置のような意味? polydontic→polyは多、 maxillary→上あごの、 incisor→切歯または門歯、 teeth→複数の歯
正常より多い余分な歯があって歯が2列に生えたりする、その過剰な歯の根は短いことが多い、隙間に食べ物がつまって口内トラブルを引き起こす、のようなことがオーストラリア・シドニー大学LIDAのサイトにあり。
常染色体性、unknown *
413 Mitochondrial myopathy
ミトコンドリアミオパシー
筋肉の障害、小脳症状 ミトコンドリアに機能不全のある筋肉疾患の総称。ミトコンドリア脳筋症とも言う unknown ジャック
432 Muscular dystrophy
筋ジストロフィー
進行性の筋肉障害 筋肉の正常機能に必要な遺伝子の1つまたは複数の欠陥の結果生じる遺伝性かつ進行性の筋疾患 常染色体、unknown ブリタニースパニエル
433 Muscular dystrophy, Becker type
ベッカー型筋ジストロフィー
近位筋からの筋力低下 デュシェンヌ型に似ているが軽度 unknown(ヒトではXR) ラブ
434 Muscular dystrophy, Duchenne typs
デュシェンヌ型筋ジストロフィー
近位筋からの筋力低下、呼吸困難による死亡 Genes: DMD
筋線維の変性によって起こる近位部の進行性の筋力低下を特徴とするX連鎖劣性遺伝性疾患。ベッカー型は発症が遅く症状は軽度。
XR *
435 Muscular dystrophy, dysphagia-associated
*嚥下障害随伴性筋ジストロフィー
筋ジストロフィー参照 99年嚥下障害の犬が複数頭いて犬種がブービエデフランダースばかりでしかも全頭親戚犬だったという報告 unknown フランダース
436 Muscular dystrophy, limb-girdle, type 2E
*肢帯2E型筋ジストロフィー
軽度〜重度までさまざまな筋力低下 軽度は階段昇降や走るのが苦手、横たわった姿勢から起き上がるのが不自由。サルコグリカン欠損筋ジストロフィー。ヒトでは原因遺伝子が複数あることが知られている。進行はゆっくり unknown(ヒトではAD、AR) *
437 Muscular dystrophy, limb-girdle, type 2F
*肢帯2F型筋ジストロフィー
軽度〜重度までさまざまな筋力低下 軽度は階段昇降や走るのが苦手、横たわった姿勢から起き上がるのが不自由。サルコグリカン欠損筋ジストロフィー。ヒトでは原因遺伝子が複数あることが知られている。進行はゆっくり unknown(ヒトではAD、AR) ボステリ
438 Muscular dystrophy, Ullrich type
ウルリッヒ病
生後すぐから全般性の筋力低下と筋萎縮、股関節脱臼 手足の遠位の関節がやわらかく、背中や首が硬く動きがよくない(遠位関節の過伸展と近位関節の拘縮を伴う) AR ラブ、ランドシーア
439 Muscular hypertrophy (double muscling)
筋肥大
過剰な筋肉 Gene: MSTN
myostatinミオスタチン遺伝子の変異による筋肉組織の異常な増加
常染色体性、単一遺伝子 ウィペット
440 Musladin-Lueke syndrome
*チャイニーズビーグル症候群
皮膚が固くなる、成長遅延、関節の変形(拘縮)、つま先立ち(前足)、耳にしわ(顔の外側) Genes: ADAMTSL2 chromosome: 9; Location: 9q34.2
長らくチャイニーズビーグル症候群と呼ばれていた。早ければ生後3週ほどで耳の軟骨に異常なヒダが見られる。皮膚と関節の広範囲な線維化。Tony and Judy Musladin さんらと Ada Lueke さんが1990年代初期に調査を始めたのでこの名前。※分類未検証
カリフォルニア大学デイビス校Veterinary Genetics Laboratory (VGL)で遺伝子検査アリ
AR ビーグル
441 Myasthenia gravis
重症筋無力症
眼瞼下垂、易疲労、全身の筋力低下、巨大食道や嚥下障害を合併することもある 症状が出る部位によって、目なら瞬きが増えたり瞼が下がり、口ならよだれがいつも流れたり飲食飲水でむせたり飲み込みにくそうになり、四肢なら歩行が困難になり、呼吸筋なら呼吸に支障が出る。 心疾患や巨大食道症やリンパ腫など他の病気が併発しているケースも多い。研究例多数 常染色体性、単一遺伝子 MSダックス、ゴル、ニューファン、コーギー、グレートデン、
442 Myasthenic syndrome, congenital, CHAT-related
CHAT関連型 先天性筋無力症候群
小さい歩幅、運動後の一時的な麻痺(足が屈曲して座り込む、数分で回復)、筋緊張低下 Genes:CHAT
Myasthenic syndrome, congenital先天性筋無力症候群からさらに細かく変更。
生まれつき筋力低下、軽ければ乳を吸う力が弱い・重いと呼吸困難などさまざま。 筋電図と筋生検が一般的でない犬は確定診断できないケースばかり
AR オールドダニッシュポインター
443 Myasthenic syndrome, congenital, CHRNE-related
CHRNE関連型 先天性筋無力症候群
小さい歩幅、運動後の一時的な麻痺(足が屈曲して座り込む、数分で回復)、筋緊張低下 Gene: CHRNE
Myasthenic syndrome, congenital先天性筋無力症候群からさらに細かく変更。
生まれつき筋力低下、軽ければ乳を吸う力が弱い・重いと呼吸困難などさまざま。 筋電図と筋生検が一般的でない犬は確定診断できないケースばかり
AR ジャック、牛
444 Myasthenic syndrome, congenital, COLQ-related
COLQ関連型 先天性筋無力症候群
小さい歩幅、運動後の一時的な麻痺(足が屈曲して座り込む、数分で回復)、筋緊張低下 Gene: LOC608697
Myasthenic syndrome, congenital, Labrador Retrieverラブラドールレトリバー種の先天性筋無力症候群から病名変更
生まれつき筋力低下、軽ければ乳を吸う力が弱い・重いと呼吸困難などさまざま。 筋電図と筋生検が一般的でない犬は確定診断できないケースばかり
AR ラブ
450 Myopathy
ミオパチー、筋障害、筋炎
筋疾患の症状の大半は筋肉(骨格筋)が萎縮することによる筋力の低下 Myo(筋肉)pathy(病、苦痛)。筋肉の疾患の総称(非常に多くの病気を含む)。犬では根本的治療はほぼ無い。主に筋ジストロフィー(遺伝性で進行がはっきりしているもの)、先天性ミオパチー(遺伝性で筋ジスほどは進行がはっきりしないもの)、炎症性ミオパチー(筋炎)、代謝性ミオパチーがある AD,AR,X-linked ラブ
451 Myopathy, centronuclear
中心核ミオパチー
筋力・筋緊張低下、呼吸困難。 Genes: PTPLA
先天性ミオパチーのひとつ。通常は生まれてすぐから異変が認められるが一般に進行が緩やかなため単におとなしい犬とされている可能性は高い。
Centro Nuclear Myopathy (CNM)→VetGenその他でDNA検査あり対象犬種;Lレトリーバー
AR *
452 Myopathy, congenital
先天性ミオパチー
生まれつき筋力の低下と筋緊張の低下が見られる 階段昇降はできるorできない、歩けても走れないなど症状は様々だが共通すると思われるものに筋肉の痩せ、嚥下障害や呼吸機能の障害がある。その他よく見られる合併症は漏斗胸など骨格の変形、悪性高熱、高口蓋、心奇形を含む循環器疾患 常染色体性、unknown *
453 Myopathy, congenital, with fibre-type disproportion
先天性線維型不均衡ミオパチー
生まれつき筋力の低下と筋緊張の低下が見られる 症状は先天性ミオパチーとほぼ同じ unknown *
454 Myopathy, Great Dane
グレートデン種のミオパチー
生まれつき筋力の低下と筋緊張の低下が見られる。 階段昇降はできるorできない、歩けても走れないなど症状は様々だが共通すると思われるものに筋肉の痩せ、嚥下障害や呼吸機能の障害がある。その他よく見られる合併症は漏斗胸など骨格の変形、悪性高熱、高口蓋、心奇形を含む循環器疾患 AR グレデン
455 Myopathy, mitochondrial
ミトコンドリアミオパチー、ミトコンドリア筋症
様々だが筋力の低下、心疾患、けいれん、難聴などを伴うものが多い 酸素から運動エネルギーを生産する細胞小器官であるミトコンドリアに機能不全があるため体の中で最もエネルギー消費量の多い筋肉に異変を起こす疾患の総称。代表的な疾患はカーンズ・セイヤー症候群Kearns-Sayre syndrome、KSS(外眼筋麻痺、網膜色素変性、心伝導ブロックの三大主徴と筋力の低下)、など。母系遺伝 常染色体性、unknown Iセッター
456 Myopathy, progressive, subacute
*亜急性進行性ミオパチー
ミオパチー参照 亜急性とは急性(病気が急に始まるが早く治るもの)と慢性(病気が緩やかに始まり長く続く)の中間を指す。 常染色体性、unknown シルキーテリア
457 Myopathy, sex-linked
性染色体遺伝性ミオパチー
生まれつき筋力の低下と筋緊張の低下が見られる。 階段昇降はできるorできない、歩けても走れないなど症状は様々だが共通すると思われるものに筋肉の痩せ、嚥下障害や呼吸機能の障害がある。その他よく見られる合併症は漏斗胸など骨格の変形、悪性高熱、高口蓋、心奇形を含む循環器疾患 X-linked アイリッシュテリア
459 Myotonia
筋緊張症、ミオトニア
ぎこちない足取り、多量の流涎(子犬時代)、骨格筋肥大、嚥下・呼吸障害、顎前突症 Genes:CLCN1
子犬の頃から発症。下痢や嘔吐を伴う。筋肉がこわばり、筋収縮が長く続き寒さや興奮で悪化する
AR グレートデン、Mシュナ、チャウチャウ、スタッフィー、Aキャトルドッグ
460 Myotubular myopathy 1
ミオチューブラーミオパチー
全身の衰弱、筋肉の委縮、早期死亡 Genes: MTM1
先天性の筋疾患で普通オスが発症する
X-linked ラブ
508 Oculoskeletal dysplasia
骨格-眼症
骨格と目に障害 参考; スティックラー症候群、クニースト症候群 常染色体性、unknown *
509 Oculoskeletal dysplasia 1
*骨格-眼症 1型
四肢短縮(とくに前肢)型低身長症、重度の眼の欠陥(硝子体形成異常と白内障)、口蓋裂、乱歯列 Genes: COL9A3
病気の表現型はヒトのスティックラー症候群(網膜剥離・視力が低い、進行性感音難聴、口蓋裂、下顎形成不全、関節が軟らかすぎるか硬すぎる、脱臼を含む骨端異形成症)やマーシャル症候群(前頭部突出、若年性白内障、聴力障害、鼻部・上顎形成不全、部分性無歯症)と似る。ヘテロは軽度の目の病変を持つが骨格病変は無い。参考;thanatophoric dysplasia致死性骨異形成症
AR ラブ、サモエド
510 Oculoskeletal dysplasia, 2
*骨格-眼症 2型
骨格-眼症参照 Genes: COL9A3
骨格-眼症参照
AR ラブ、サモエド
518 Osteoarthritis
変形性関節症
各関節の様々な不具合 股関節・肩・肘・膝関節の非炎症性関節疾患 常染色体性、unknown ラブ、ゴル、バニ、馬やコアラや猫など他動物
519 Osteochondritis dissecans
離断性骨軟骨症
病変部の鈍い痛み、激痛 別名離断性骨軟骨炎・離断性骨端炎。多くが生後3〜18ヶ月に発症、関節軟骨の一部が壊死を起こして剥がれる状態。ヒトの肘に起こるものは俗に野球肘・テニス肘 常染色体性、unknown ラブ、秋田、プードル、ハスキー、バニ、ボーダーコリー、全シュナなど多数
520 Osteochondrodysplasia
骨軟骨異形成症
骨または軟骨の異常による短肢性低身長症の総称 Gene: SLC13A1
*
常染色体性、unknown Mプードル
521 Osteochondroma causing progressive posterior paresis
*進行性後方不全麻痺を引き起こす骨軟骨腫
後肢の脱力、筋肉の収縮、跛行、進行性運動失調 別名多発性軟骨性外骨腫症・遺伝性多発性外骨腫症。つまづきは犬が自分の手足の位置の判断ができないことで起こるようだ。子犬〜若犬時に発症する 常染色体性、unknown レイクランドテリア
522 Osteochondromatosis
骨軟骨腫症
関節の異形成 常染色体優性(AD)の骨形成不全症など 常染色体性、unknown マラミュート
523 Osteochondrosis
骨軟骨症、 骨端症
四肢の短縮、つまり低身長 成長期からの骨・軟骨・結合組織の成長障害で成長軟骨の異常分化。通常成長期に発生する骨の非炎症性・非感染性の成長の障害。四肢短縮型低身長症には軟骨無形成症がある。胸部変形を伴う重症型は死産・新生子死亡も 常染色体性、unknown プードル、全シュナ、ウィペット、ドーベルマン、バニ、ブルテリア、ロット、マスチフ、ブルテリアなど多種
524 Osteochondrosis dissecans
離断性骨軟骨症、 骨端症
伸展時関節可動域の減少、破行、進行すると関節炎、変形性関節症 発生場所は肩関節が多くほかは肘・膝・足根関節。日本語訳では離断性骨軟骨炎が一般的でヒトでは野球肘やテニス肘が有名
関節軟骨の肥厚が原因で軟骨片(遊離・残存すると関節ネズミ)が発生し破行となる。外科的治療が有効。 肥厚自体の原因に「ホルモン性」があるため不妊手術のデメリットとされるのかもしれない(ちなみに他は「遺伝性」「栄養性」)
2013年スイスケネルクラブでグレータースイスマウンテンドッグとボーダーコリーの有病率の調査、ほか
unknown バニ、グレータースイス
525 Osteodystrophy
骨形成異常、骨異栄養症
前肢の痛みや軟部組織の腫脹、まるでうつ病のような症状、食欲不振、高体温 別名肥大性骨異栄養症・Mller -Barlow's病・バーロー病・骨格壊血病。子犬〜若犬に発症、下痢・嘔吐・眼や鼻から粘液の排出が症状に出ることもある。 常染色体性、unknown ワイマ
526 Osteogenesis imperfecta, COL1A2-related
COL1A2関連型 骨形成不全症
末端短縮、重度の骨形成不全 Gene: COL1A2
*
AD ビーグル
527 Osteogenesis imperfecta
骨形成不全症
易骨折性、偽性副甲状腺機能低下 Gene: COL1A2
別名脆性骨疾患、紙の骨疾患、若年性骨そしょう。骨の形成に必要な酵素が不足しているため骨が弱い
常染色体性、単一遺伝子 ベドリントン、プードル、Gシェパ、ワイマ
528 Osteogenesis imperfecta, SERPINH1-related
SERPINH1関連型 骨形成不全症
骨形成不全症参照 Genes: SERPINH1
ダックスフント骨形成不全症から病名変更
AR ダックス
529 Osteogenesis imperfecta, type III, COL1A1-related
COL1A1関連型 祁森形成不全症
骨形成不全症参照 Gene: COL1A2
*
AD ゴールデン
530 Osteosarcoma
骨肉腫
骨を破壊される際の痛み 骨のがん。初期の痛みは安静にしていると治まることがあるため発見の遅れにつながる。犬ではヒトより肺転移が多い AD
538 Patellar luxation
膝蓋骨脱臼
後足の膝の皿の脱臼 パテラ。膝蓋骨とは膝の皿の骨なので骨の病気と感じるがよほど外傷性や栄養管理ミス以外は先天的な膝関節周囲の筋肉や骨の形成異常や靱帯の付着部の異常が原因。なので「小型犬は骨が細くて華奢だからかかりやすい」は間違い。正常な膝の関節には損傷を防ぐためのさまざまなしくみが備わっているものである。スタンダードな体型を求めた結果胴が詰まって腰が高い犬種に発症が多いと言われることもあるが胴長で腰の低いダックスに最近特に多発している事実は体型だけの問題ではないことを示す。 unknown *
560 Polyarthritis
多発性関節炎
両側対象性の関節のこわばり(とくに朝)、跛行、関節痛 複数個所の関節に炎症が起きる状態。自己免疫疾患が原因となることが多い 常染色体性、unknown 秋田犬、ワイマ、猫
568 Polymyositis
多発性筋炎
まぶたの腫れ、顔面の皮膚炎、四肢関節周囲のかさぶた、筋肉の脱力、破行、歩行障害 臨床および組織学的類似性はヒト免疫介在性ミオパチーに共有
腫れやかさぶたが出ている場合は皮膚筋炎と呼ぶ。顔面の皮膚炎は目と目の間から鼻にかけての三角形の領域に起こり、両目頭部分の白目が目立って左右の目がそれぞれ外側を見ているような腫れかたになる。 免疫抑制療法に対する有益な臨床応答が免疫介在病因を表す。
unknown ビズラ
582 Prognathism
下顎前突症、顎前突症
上顎骨より下顎骨が大きいため下あごが前に出る状態 骨格の単純な優性遺伝(ヒトではハプスブルグ家で有名)の他、舌が異常に大きかったり末端肥大症が原因で前突することもある。顎の骨は体の他の部分と同様に成長期に伸びるので生後数週と数ヶ月では様相が極端に異なるケースもある(生後数週から際立って前突しているケースもある) unknown *
626 Rupture of the cranial cruciate ligament
前十字靭帯断裂
* 90と574のコーギーの研究ではARの可能性も考えられたそう unknown コーギー
637 Shoulder luxation
肩脱臼
肩関節の脱臼 肩の腫れや痛み、一時的または永久的な跛行で異常な歩行や姿勢を持つ unknown トイ
638 Skeletal dysplasia 2 (SD2)
骨格形成不全
短い足、低い肩の位置 不均衡な小人症の軽症型 AR ラブ、ゴル
662 Systemic lupus erythematosus
全身性エリテマトーデス(SLE)
てんかん、関節の炎症、皮膚の発疹、脱毛、口腔内潰瘍やその他全身のただれ、肺や心臓部位の痛み。メスに多く発情周期に伴って症状の軽重の変化。 関節、腎臓、粘膜、血管壁に起こる慢性、炎症性の結合組織疾患 unknown *
679 Transitional lumbosacral vertebrae
暫定腰仙椎骨
* Transitional vertebral segments*移行性*椎骨の*分節
体幹の柱になる骨格を脊柱と言い、脊柱は前後で互いに連結する椎骨で出来ている。椎骨(または脊椎骨vertebra)は脊椎の分節をなす個々の骨のことで縦一列に並んでおり犬の場合上から順に頚椎(C)7個、胸椎(T)13個、腰椎(L)7個、仙椎(S)3個、尾椎(Cd)20-24個の50〜54個(ヒトは32〜35個)存在する(参考書籍;犬と猫の解剖セミナー-基礎と臨床-96年インターズー発行)
unknown *
691 Van den Ende-Gupta syndrome
ヴァン・デン・エンデ・グプタ症候群
下顎や四肢の過骨、骨過剰 Gene: SCARF2
ヒトのCaffey病(幼児性骨皮質骨過剰症)に類似、参考: Raine症候群(致死性骨硬化性骨異形成)
unknown ワイアフォックス


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